IADL(あいあーでぃーえる)
IADL(Instrumental Activities of Daily Living)とは、食事や着替えといった基本的な動作(ADL)よりも複雑で、社会生活を送るために必要な「手段的な動作」のことです。日本語では「手段的日常生活動作」と呼ばれます。
- 家事全般: 料理、掃除、洗濯
- 外出・社会活動: 買い物、交通機関の利用
- 管理能力: 電話の使用、服薬管理、金銭管理
「家に戻ってから」本当に困るのはIADLです
病院でのリハビリでは、まずは「一人でトイレに行けるか(ADL)」が重視されます。しかし、いざ自宅に戻ってみると、「お惣菜を買いに行けない」「薬を飲み忘れてしまう」「掃除機が重くてかけられない」といった、より複雑な問題に直面します。これがIADLの課題です。 特に一人暮らしの方や、日中ご家族が仕事で不在になる場合、このIADLがどこまで自立できるかが、在宅生活を継続できるかどうかの分かれ道となります。
「できない」を「工夫」で解決するリハビリ
IADLのリハビリは、単なる筋トレではありません。今の身体機能で「どうすればその役割をこなせるか」を考える知恵の絞りどころです。
ネクストステップスでは、実際の生活動線に合わせたリハビリを提案しています。
- 料理の再開: 麻痺があっても使いやすい包丁やまな板などの「自助具」を提案したり、座って調理できる配置をご自宅のキッチンで一緒に考えます。
- 買い物・外出の練習: 実際の近所のスーパーまで同行し、どの棚なら手が届くか、カートをどう使うかといった実践的なシミュレーションを行います。
- ミスのない管理術: 服薬カレンダーの導入や、スマートフォンのアラーム活用など、記憶障害や注意障害があっても自立して管理できる仕組みを構築します。
リハビリの最終的なゴールは、単に動けるようになることではなく、「その人らしい、彩りのある社会生活を取り戻すこと」です。私たちは、あなたが再び「いつものお店」に行き、「家族に得意料理を振る舞う」日を目指して伴走します。




