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腰が痛いのはなぜ?座ると痛い原因と正しい座り方|デスクワーク腰痛の改善法

腰が痛いのはなぜ?座ると痛い原因と正しい座り方|デスクワーク腰痛の改善法

「座っていると腰がズキズキする」「立ち上がると一瞬楽になる」そんな座ると痛い腰痛に悩む人は少なくありません。

座っているだけなのに、腰が痛いのはなぜなのでしょう?実は、このような腰の痛みは単なる腰の疲れではなく、姿勢のクセや椅子の高さ、筋肉のこわばりなどが複雑に関係している場合があります。

今回は、座ると腰が痛くなる原因を解説し、今日からできる腰が痛い場合に正しく座る方法やストレッチを紹介します。痛みを軽減しながら仕事の集中力や生産性を上げ、1日の終わりまで快適に過ごせる体を目指しましょう。

腰が痛い!座ると痛くて立つと楽になる原因と症状の正体

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腰が痛いときは座ると楽になるイメージがありますが、実は座ると痛みを感じ、立つと楽になるケースも珍しくありません。腰痛にはいくつかの原因があり、姿勢のほかに骨や神経のトラブルが関係している場合もあります。

姿勢の悪化と骨盤のゆがみ

座ると腰が痛くなる原因の一つは、姿勢の崩れと骨盤のゆがみです。

背中が丸まったり腰を反らせすぎたりすると、背骨のS字カーブが乱れ、腰の筋肉に余分な負担がかかります。さらに、足を組む・片側に体重をかけるなどのクセがあると、骨盤が少しずつずれていきます。

このゆがみが腰椎をねじり、筋肉や神経を圧迫することで痛みが起こるのです。

「座ると痛い」代表的な病名とメカニズム

座ると腰が痛い場合は、次のような病気が関係していることがあります。

  • 椎間板ヘルニア

…背骨の間にある椎間板が飛び出し、神経を圧迫して痛みやしびれを起こす

  • 坐骨神経痛

…神経が刺激されることで、お尻から太もも、足先まで痛みが広がることがある

  • 腰椎椎間関節症

…腰を反らす動作や長時間立っていると痛みを感じやすく、前かがみになったり座ったりすると楽になる場合がある(ただし個人差がある)

これらの病気は、いずれも長く座ることで腰に負担がかかり、神経を刺激して痛みが出やすくなるという共通点があります。

日常生活で注意!腰への負担を増やすNG行動

座ると腰が痛い人は、日常の何気ない動作が痛みを悪化させている場合があります。特に、次のような行動は、腰への負担を増やす原因になりえるため注意が必要です。

  • 足を組む
  • 長時間同じ姿勢で座り続ける
  • 柔らかいソファに長時間座る

これらは骨盤を後ろに傾け、腰まわりの筋肉に偏った負担をかける行動です。血流が悪くなり、筋肉の緊張も強まるため、「楽な姿勢」のつもりが実は腰を痛める原因になってしまいます。

参考:厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針及び解説」

デスクワーク・在宅勤務で腰が痛い人の正しい座る方法とは

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腰が痛いと感じたときは、正しく座る方法を見直すことが大切です。特にデスクワークや在宅勤務では、姿勢や椅子の高さを整えるだけで腰への負担が減り、痛みが軽減する場合もあります。

腰にやさしい姿勢の基本と椅子の高さ調整

腰に負担をかけないようにするためには、以下のポイントを押さえたうえで、正しい姿勢と椅子の高さを意識することが大切です。

  • 骨盤を立てる

…背中をまっすぐにし、骨盤が後ろへ倒れないようにする

  • 背もたれに軽くもたれる

…背骨のS字カーブを保ち、腰まわりの筋肉への負担を減らす

  • 膝は90度が目安

…椅子の高さを調整し、足裏がしっかり床につくようにする

  • モニターは目線の高さに

…前かがみを防ぎ、自然な姿勢をキープ

これらを整えるだけでも、腰の痛みを感じにくくなります。

クッション・サポートグッズの活用術

正しい姿勢をキープするには、以下のようなサポートグッズを使うのも効果的です。

  • 腰用クッション(ランバーサポート)

…背もたれとのすき間を埋め、骨盤を立てやすくする

  • 座面クッション

…お尻の沈み込みを防ぎ、長時間座っても疲れにくい

  • フットレスト

…足裏が浮く人におすすめで、膝の角度を安定させて腰の反りを防ぐ

体格や椅子の形に合わせてサポートグッズを調整すれば、自然に正しい姿勢を保ちやすくなります。

腰が痛いけれど座る場合の効果的な対処法と簡単ストレッチ

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デスクワークの場合、腰が痛いからといって座ることを避けるのは難しいでしょう。だからこそ、痛みをやわらげながら無理なく在宅ワークを続けられる対処法を知っておくことが大切です。ここでは、座ったままできる工夫や軽いストレッチを紹介します。

こまめに動く!軽い休憩の工夫

腰痛をやわらげるためには、長時間同じ姿勢を続けないことが重要です。30分に一度は体を動かし、血流を促しましょう。おすすめの休憩方法は次のとおりです。

  • 立ち上がって伸びをする:背筋を伸ばし、固まった筋肉をゆるめる
  • 数歩歩く:コピー機や給湯室まで行くだけでも血流が改善する
  • 座ったまま足首を回す:下半身の冷えやむくみを防ぎ、腰への負担を軽減

短時間でも体を動かす習慣をつけることで、腰のこわばりを防ぎ、痛みの悪化を抑えられます。

短時間でできる簡単ストレッチ

腰痛を感じたときは、以下のように無理のない範囲で体を動かして、血流を促しましょう。

  • 背伸びストレッチ

…両手を上に伸ばし、背筋をまっすぐにして10秒キープ

  • 肩回し運動

…肩をゆっくり前後に回し、首や背中の緊張をほぐす

  • 腰ひねりストレッチ

…椅子に座ったまま上半身を左右にひねり、腰まわりの筋肉をゆるめる

  • 深呼吸

…息を深く吸って吐くことで、体の緊張をやわらげる

これらを数分おきに行うだけでも、腰のこわばりがやわらぎ、疲れにくい体を保てます。

座ると痛いときのNG行動

腰が痛いときについやってしまいがちな行動の中には、症状を悪化させる原因になるものもあります。特に、次のような行動には注意が必要です。

  • 痛みを我慢して長時間座る

…血流が悪化し、筋肉が硬くなって痛みが強くなる

  • 前かがみの姿勢を続ける

…背骨が丸まり、椎間板に負担が集中する

  • 急に立ち上がる、ねじる

…腰の筋肉や神経を刺激して痛みが再発しやすい

  • 温めるケア

…多くの腰痛で短期間の痛みをやわらげる効果があるが、けがをした直後で腫れが強い場合や、感染の可能性があるときは控えた方が安心

痛みが強いときは無理をせず、いったん姿勢を変えて休むことを意識しましょう。

痛みが続く場合の医療機関の受診目安

セルフケアを続けても痛みが改善しない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。特に次のような症状があるときは、自己判断せず専門医に相談が必要です。

  • 痛みが1週間以上続く
  • お尻や足にしびれがある
  • 排尿や排便に違和感がある
  • 夜間や安静時にも痛みが強い
  • 立ち上がる、歩くなどの動作がつらい

これらの症状がある場合は、大きな病気につながる恐れがあります。整形外科などで原因を調べ、適切な治療を受けることが大切です。

FAQ|座ると腰が痛いときによくある質問

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Q:座るときだけ腰が痛いのはなぜですか?

A.:長時間の同じ姿勢や骨盤の後傾、筋肉のこわばりが原因で、腰の神経や筋肉が圧迫されている場合が多いです。椅子の高さや姿勢を見直すことで改善が期待できます。

Q:腰痛のときは、温めるのと冷やすのどちらがいいですか?

A:慢性的な腰痛には温めるのが効果的ですが、痛みが出始めた直後や腫れを伴う場合は冷やす方が良い場合もあります。判断に迷うときは整形外科で相談を。

Q:デスクワークで腰が痛くならない座り方は?

A:骨盤を立てて背中をまっすぐにし、膝が90度になる高さで座るのが基本です。背もたれに軽くもたれ、モニターを目線の高さに合わせると負担が減ります。

Q:クッションを使うと腰痛は楽になりますか?

A:腰用クッション(ランバーサポート)や座面クッションを使うことで、正しい姿勢を保ちやすくなります。ただし、体格や椅子の形に合っていないと逆効果になる場合もあるので注意が必要です。

Q:病院に行く目安はありますか?

A:1週間以上痛みが続く、足にしびれがある、夜間も痛いといった場合は受診が必要です。整形外科で原因を調べ、適切な治療を受けましょう。

Q:座り仕事でも腰痛を防ぐコツは?

A:30分に1回は立ち上がって伸びをしたり、座ったまま足首を回したりして血流を促すことが効果的です。こまめに体を動かすことが最もシンプルで確実な予防法です。

まとめ|腰が痛い…座ると感じる痛みは原因を知り正しい習慣で改善を

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座っていると腰が痛くなる原因には、姿勢の崩れ・骨盤のゆがみ・筋肉や神経への負担など、実はさまざまな要素が関わっています。長時間同じ姿勢でいると筋肉が固まり、血流が悪くなることで痛みが出やすくなります。まずは「まっすぐ座る」「腰を反りすぎない」など、正しい姿勢を意識することが改善の第一歩です。また、30〜60分に一度軽く立ち上がるだけでも負担は大きく減ります。

さらに、クッションの位置や椅子の高さを見直すこともとても効果的です。座面の高さが合っていないと腰に余計な負荷がかかるため、足裏がしっかり床につく高さに調整するだけでも姿勢が安定します。背もたれにタオルを入れて軽くサポートを作るなど、小さな工夫を積み重ねることで、腰にやさしい環境をつくることができます。こうした工夫が整うと、仕事や作業に集中しやすくなり、痛みの少ない快適なデスクワークにつながります。

ただし、痛みが1週間以上続く、または足のしびれ・力が入りにくいといった症状がある場合は、神経由来の問題が隠れている可能性もあります。その際は無理をせず、早めに医療機関で診察を受けることをおすすめします。

今日からできる範囲でよいので、腰に負担をかけない習慣を少しずつ取り入れることが、長く健康を保つための大切なポイントです。無理なく続けられる工夫を見つけて、痛みの出にくい体づくりを目指していきましょう。

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