NEXTSTEPS リハビリお役立ちコラム 「孫と遊びたい」変形性膝関節症で両膝の痛みに悩んだ60代女性が訪問リハビリで取り戻した日常

「孫と遊びたい」変形性膝関節症で両膝の痛みに悩んだ60代女性が訪問リハビリで取り戻した日常

「孫と遊びたい」変形性膝関節症で両膝の痛みに悩んだ60代女性が訪問リハビリで取り戻した日常

「そのうち治るだろう」

最初は、そう思っていました。

階段を降りるとき、膝にピリッとした違和感がある。でも、しばらくすれば消える。だから、あまり気にしていませんでした。

ところが、その違和感は消えませんでした。

1ヶ月後、歩くときも痛むようになりました。朝、布団から起き上がろうとすると、膝が「ギシッ」と音を立てます。

「これは、おかしい」

そう思ったときには、もう両方の膝が痛んでいました。

整形外科で言われたのは、変形性膝関節症という病名。

「電気を当てましょう。週2回、通ってください」

言われた通り、痛む足を引きずりながら通院しました。でも、3ヶ月経っても良くなりません。

そんなある日、孫が遊びに来ました。

「おばあちゃん、一緒に遊ぼう!」

でも、膝が痛くてしゃがめない。孫の目線に合わせることさえできない。

「ごめんね、おばあちゃん膝が痛いの」

そう言うしかありませんでした。

孫のがっかりした顔を見たとき、決めました。

「このままじゃ、いけない」

訪問リハビリという選択肢と出会ったのは、そんなときでした。

目次

変形性膝関節症とは?じわじわ進行する膝の痛み

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「膝が痛いくらい、年を取れば誰でもそうでしょ」

そう思っていませんか?

確かに、中高年に多い悩みです。でも、放置すると取り返しのつかないことになります。

軟骨がすり減り、骨が変形する

変形性膝関節症とは、膝関節の間にあるクッション(軟骨)がすり減る病気です。

軟骨がなくなると、骨と骨が直接ぶつかります。関節に炎症が起き、骨が変形し、激しい痛みが生まれます。

女性に多い理由は、筋力が男性より弱いこと、閉経後のホルモンバランスの変化などです。

「初期」「中期」「末期」と段階的に悪化する

この病気の怖いところは、気づかないうちに進行することです。

初期は、動き始めだけ痛みます。「朝、起きたときだけちょっと痛いな」という程度。だから、放置してしまいます。

中期になると、階段の昇り降りが辛くなります。正座ができなくなります。日常生活に支障が出始めます。

末期では、膝が変形して伸びなくなります。歩くことさえ困難になり、杖や車椅子が必要になることもあります。

動かないことが、さらに悪化させる

「痛いから、安静にしよう」

その判断が、実は症状を悪化させます。

動かないと、膝を支える筋肉が衰えます。筋肉が衰えると、膝への負担が増えます。

運動不足で体重も増えます。体重が増えれば、膝への負担はさらに増えます。

痛みが増すから、もっと動かなくなる。

この負のスパイラルに陥ると、抜け出すのは大変です。

でも、リハビリで改善できる

膝の痛みの原因が膝にかかる負荷のストレスなら、リハビリで痛みを軽減できます

ヒアルロン酸注射や手術が必要な場合もありますが、多くのケースでは適切なリハビリが効果的です。

「おばあちゃん、痛いの?」孫の言葉に胸が詰まった

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両膝の内側が痛みます。お皿の周りも、ズキズキします。

最初は階段だけでした。

スーパーの階段を降りるとき、手すりにつかまらないと怖い。でも、「年だから仕方ない」と自分に言い聞かせていました。

日常生活のすべてが苦痛に

でも、痛みは広がっていきました。

歩くとき。立ち上がるとき。座るとき。

何をするにも、膝が痛みます。

朝起きるのが怖くなりました。布団から起き上がる瞬間、膝に激痛が走ります。

整形外科での治療は効果なし

「これはおかしい」と思い、整形外科を受診しました。

レントゲンを撮って、診断されたのは「変形性膝関節症」

「電気治療をしましょう。痛み止めも出しておきますね」

週2回、痛む足で通院しました。

でも、3ヶ月経っても症状は変わりません。

電気を当てるだけ。湿布をもらうだけ。「どんな運動をすればいいですか?」と聞いても、「無理しない程度に歩いてください」としか言われません。

「運動したほうがいい」でも、どうすれば?

「膝が痛いなら、運動したほうがいいですよ」

医師にそう言われました。でも、何をすればいいのか分かりません。

スクワット?ウォーキング?

間違った運動をして、余計に悪化させたら怖い。そんな不安もありました。

孫と遊べない苦しみ

ある日、孫が遊びに来ました。

「おばあちゃん、一緒にブロック作ろう!」

床に座ってブロックで遊びたい。でも、膝が痛くて床に座れません。正座なんてとんでもない。

「ごめんね、おばあちゃん膝が痛くて座れないの」

孫は「そっか…」と言って、一人でブロックを始めました。

その背中を見ているだけで、涙が出そうになりました。

「孫と楽しく遊びたい」

その思いが、訪問リハビリを探すきっかけになりました。

訪問リハビリで知った真実:膝だけの問題じゃなかった

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訪問リハビリを始めました。

担当の理学療法士は、まず生活を細かく聞いてくれました。

「朝起きるとき、どんなふうに起きていますか?」「階段を降りるとき、どちらの足から出していますか?」

今まで誰も聞いてくれなかったことを、丁寧に聞いてくれました。

日常動作を一つ一つ見直す

理学療法士は、実際に動作を見せてもらいたいと言いました。

椅子から立ち上がるところ。階段を降りるところ。歩くところ。

「あ、ここで膝に負担がかかっていますね」

プロの目は、すぐに問題点を見つけました。

立ち上がるとき、体重のかけ方が間違っていました。階段を降りるとき、足の着き方が膝に負担をかけていました。

「こうすると、膝への負担が半分になりますよ」

理学療法士が教えてくれた動作は、目からウロコでした。

衝撃の事実:膝だけじゃない

そして、最も驚いたことがあります。

「膝の痛みは、膝だけの問題じゃないんです」

理学療法士は、足首の硬さをチェックしました。股関節の動きもチェックしました。

「足首が硬いですね。股関節の筋力も弱っています」

膝を支えているのは、膝だけじゃない。足首、股関節、太ももの筋肉、すべてが連動しています。

だから、膝だけを治療しても、根本的な解決にはならないのです。

身体の使い方を学び直す

リハビリは、日常生活そのものでした。

立ち上がるときの体重のかけ方。階段を降りるときの足の運び方。歩くときの姿勢。

「ここに手をついて、こう立つと楽ですよ」

実際にやってみると、本当に痛みが少ない。

毎日少しずつ、身体の使い方を学び直しました。

3ヶ月後、小走りができた

リハビリを始めて1ヶ月。朝起きるときの痛みが減りました。

2ヶ月後、階段を降りるのが怖くなくなりました。

そして3ヶ月後、信じられないことが起こりました。

孫が「おばあちゃん、追いかけて!」と走り出したとき、つい小走りしていたのです。

「あれ、走れてる…」

痛みがない。膝が軽い。

お孫さんと楽しく遊べるようになりました。

訪問リハビリが教えてくれた、痛みから解放される方法

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痛みがあると、心まで縮こまります。

「あれもできない」「これも無理」と、行動を制限してしまいます。

あなたの生活に合わせたリハビリ

自費訪問リハビリの良いところは、あなたの生活に合わせたリハビリができることです。

ジムのマシンは使いません。特別な器具も必要ありません。

あなたの家の階段で。あなたの椅子で。あなたの生活動作で、リハビリをします。

「目標」があるから続けられる

リハビリに必要なのは、「目標」と「自分にあった方法」です。

「孫と遊びたい」というシンプルな目標。

でも、その目標があったからこそ、辛いときも続けられました。

身体が軽くなると、心も軽くなる

リハビリを続けて、できることが増えていきました。

朝起きるのが怖くなくなった。階段が怖くなくなった。散歩に行けるようになった。

できることが一つ増えるたびに、心も軽くなりました。

身体にかかるストレスだけでなく、心も軽くなり自然と笑顔になる。それが、リハビリの本当の効果でした。

痛い足で通院しなくていい

自費訪問リハビリのもう一つのメリット。

それは、痛む足で治療に通わなくていいことです。

膝が痛いのに、バス停まで歩く。立ったままバスに揺られる。病院で待つ。

それだけで疲れ果てていました。

訪問リハビリなら、自宅に来てくれます。その負担がないだけで、リハビリに集中できました。

よくある質問(FAQ)

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Q1. 変形性膝関節症は完治しますか?

すり減った軟骨が元に戻ることはありません。しかし、適切なリハビリで痛みを軽減し、日常生活を問題なく送れるレベルまで回復することは十分可能です。

Q2. 自費訪問リハビリと保険診療のリハビリの違いは何ですか?

保険診療には利用回数や時間の制限があり、画一的な内容になりがちです。自費訪問リハビリは制限がなく、あなたの目標や生活に完全に合わせた個別プランを組めます。

Q3. 膝の痛みがある時、運動しても大丈夫ですか?

適切な運動なら、むしろ必要です。ただし、間違った運動は症状を悪化させます。理学療法士など専門家の指導のもとで行うことを強くお勧めします。

Q4. どのくらいの期間で効果が出ますか?

個人差がありますが、適切なリハビリを継続すれば、早い方で数週間、多くの方は2〜3ヶ月で痛みの軽減を実感できます。今回紹介した方は3ヶ月で小走りができるまでに回復しました。

Q5. 膝の痛みを予防するために、日常生活で気をつけることはありますか?

体重管理が最も重要です。また、正しい姿勢、適度な運動を心がけてください。膝だけでなく、足首や股関節の柔軟性と筋力を維持することも大切です。

Q6. 訪問リハビリは、どのような人に向いていますか?

通院が困難な方、自宅環境に合わせたリハビリが必要な方、個別対応を希望する方に特に向いています。また、「孫と遊びたい」のような明確な目標がある方は、より効果的にリハビリを進められます。

まとめ:諦めていた日常は、取り戻せる

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「年だから仕方ない」

そう諦めていませんか?

確かに、すり減った軟骨は元に戻りません。でも、痛みは減らせます。できなくなったことは、またできるようになります。

症状の改善には、自分にあった運動を取り入れたリハビリが必要です。

自費訪問リハビリは、あなたの生活に寄り添ったプランで、必要に応じたリハビリを実践できます。

そして何より、痛む足で通院する必要がない。自宅に専門家が来てくれます。

今回紹介した60代の方は、「孫と遊びたい」という明確な目標を持ってリハビリに取り組みました。

3ヶ月後、小走りができるようになりました。孫と笑って遊べるようになりました。

膝の痛みで諦めていたことが、またできるようになる。

それは、身体の回復だけではありません。心の回復でもあります。人生の回復でもあります。

日常生活の「苦」を、笑顔に変えませんか?

私たちが、あなたの目標達成をサポートします。

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