NEXTSTEPS リハビリお役立ちコラム 【自己免疫性脳炎】自己の免疫性による脳炎に対するリハビリの重要性

【自己免疫性脳炎】自己の免疫性による脳炎に対するリハビリの重要性

【自己免疫性脳炎】自己の免疫性による脳炎に対するリハビリの重要性

自己免疫性の脳炎にはリハビリが必要とされていることを知っているでしょうか?治療法が未確立であるのと、予後の後遺症に悩まされる方がいるのも実情です。

今回は自己の免疫性脳炎に関する概要やリハビリについて紹介します。幅広い症状が想定されるのが自己免疫性脳炎の特徴でもあるため、さまざまなアプローチの重要性に触れておきましょう。

自己免疫性の脳炎…リハビリが必要になる理由や症状の特徴について

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まずは自己免疫性脳炎がどのような原因でリハビリが必要になるまでの経過なのか、症状を見ながら解説します。

基本的な知識として炎症の原因を探ろう

免疫システムが誤って健康な脳組織を攻撃する自己免疫疾患の一種。特定のタイプの自己抗体が脳の神経細胞やその周辺の構造に対して反応し、炎症を引き起こすことが原因とされています。

急性に痙攣や意識障害、高次脳機能障害などが引き起こされ、昏睡やそのまま死にいたるケースも。

原因としては自己免疫反応が挙げられます。免疫システムが正常な脳の組織を異物と見なし、それを攻撃することを指します。関与するものとしては抗神経抗体が考えられており、現在までに8種類以上の自己抗体が考えられています。

とはいえ、自己免疫性脳炎は症状が多様であり、症状も個々の患者で異なります。重症度も異なるため治療や予後の管理は、症状や状態に応じて個別に行わなければなりません。

参考:自己免疫介在性脳炎・脳症

治療法に関して

自己免疫性脳炎の治療法は、症状や具体的な免疫反応に基づいて対応されます。基本的に有効性が確立された治療法が無いのが現状だからです。

あくまで治療の目標は、炎症の抑制や症状の軽減、意識障害や呼吸困難などがあれば人工呼吸器などで対応することになります。

一般的には

「免疫抑制療法」…ステロイド治療や免疫抑制薬によって炎症を抑えるなど。

「血漿交換療法」…血漿を交換する治療法。血漿中の異常な抗体や免疫因子を除去する。

「免疫グロブリン療法」…免疫グロブリン(免疫系の一部である抗体)を投与する。免疫反応を調整する目的。

などが施され、急性期を超えた場合は免疫修飾療法がおこなわれる。

場合によっては脳炎によるてんかん発作を起こす患者もいるため、抗てんかん薬が処方されることがあります。

後遺症との向き合い方|自己の免疫性の脳炎にはなぜリハビリが?

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重症化しなかった場合でも、脳に起きた炎症からさまざまな後遺症が残るとされています。日常生活に後遺症が残る症例が多くあるためしっかりと向き合い方を考えましょう。

自己免疫性に対する脳炎はどのような症状が出るのか

①認知障害…記憶力の低下、集中力の低下、認識能力の変化などがあります。

②運動障害…不自由な動き、筋力低下、運動協調性の低下、てんかん発作などが見られることがあります。

③行動や感情の変化…異常な行動パターン、不安や抑うつの増悪、情緒不安定が現れることがあります。

④視覚・聴覚異常…視覚や聴覚に関連した異常が見られることがあります。視覚障害や耳鳴りなどが報告されることがあります。

特に記憶障害や精神症状、てんかん、小脳性運動失調症などは長期に渡って生活影響を及ぼすとされているため注意が必要になります。

自己の免疫性脳炎にはリハビリが不可欠

自己の免疫性・脳炎の後遺症に対するリハビリは、症状の種類や重症度によって異なります。患者の状態や個々の症状に応じてリハビリの手段や目標も変わってくるため一概に何が必要ということはありません。

発症から半年間は病院での医学的リハビリテーションも可能です。特に急性期から回復期への移行する期間は、機能回復訓練の効果も期待できます。まずは在宅活動ができるレベルにまで持っていけるのが理想です。

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など、専門的な医療スタッフと計画をたてて進めましょう。

自己の免疫性による脳炎はリハビリと「長期のサポート」が重要

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自己の免疫による脳炎は多くの後遺症が考えられます。記憶を取り戻す、だけでなく在宅での生活や社会復帰を目指すのであれば長期にわたる周りのサポートも重要なのです。寝たきりの生活にならないように目標を設定して取り組みましょう。

高次脳機能障害への理解と幅広い分野からアプローチ


自己免疫性脳炎による高次脳機能障害は、認知機能や実行機能、言語能力などの高次の脳機能に影響を与える可能性があります。この状態は、神経炎症が高次の脳領域に影響を及ぼすことで引き起こされることがあります。

認知機能の低下により、情報処理の遅れや集中力の低下が見られます。加えて、言語機能の障害が出た場合は文章理解の能力にも影響があるでしょう。

他にも記憶障害が生じ、短期記憶の低下、情報の取得・保持の問題などがみられることがあります。問題解決能力にも影響があるため、さまざまな分野のアプローチがこのリハビリには必要になります。

在宅に戻るため+戻った後の継続

自己免疫性脳炎によって生じた高次脳機能障害多くのリハビリは、「早期」に取り組むことと「正しい」アプローチが行われる、その両面によって回復を実現させる可能性を持っています。

しかし、あくまでそれぞれの重症度合いにもよるので一概には言えないでしょう。とはいえ、家に戻るための取り組みを行い、退院を目指すのは大切なことでしょう。

一方で、戻った後のリハビリの継続も重要な1つのセクションになります。しかし、発症後は専門施設にいたからこそ続けられていたリハビリも、自宅で一人になってしまってはなかなかできない患者も多いです。

配偶者や親族、その他周りのサポートあってこその医療であるため、患者当事者への理解と継続の手助けを忘れないでおきましょう。

自己の免疫性による脳炎はリハビリまとめ

自己の免疫性による脳炎はリハビリは主に自己免疫性脳炎と呼ばれ、高次脳機能障害やてんかん、記憶障害や精神症状などさまざまな影響が考えられます。

脳炎ということもあり小脳性運動失調症など、日常生活に欠かせない運動という機能にも大きな影響を及ぼすことも…。

自己免疫性脳炎はさまざまな医療スタッフ、リハビリをサポートする専門医などによって支えられています。今後効果的な治療法が活用される日がくることを願っています。

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