【50代脳梗塞の女性の場合】母としての思いがリハビリ継続の原動力に
2022.09.02
50代で脳梗塞になり後遺症を抱えると、仕事や家事など生活が一変して困惑しますよね。退院後にリハビリに通おうと思っても、なかなか自分に合ったサービスが見つからない場合もあります。
自費訪問リハビリは、利用者様に合わせた目標設定が可能で、ご自宅で受けられるメリットがあります。利用者様の「思い」に沿ったリハビリを行った結果、できることが少しずつ増えたと感じられた実際の声をご紹介します。
50代から増える脳梗塞リスク…家庭も仕事もある世代の疾患特徴
50代でも脳梗塞になる可能性があります。脳梗塞の原因である動脈硬化は50代から始まり、他にも血栓ができやすくなる病気を持っていると発症しやすくなります。50代というとお子さんが成人前後であったり、仕事も定年前の大詰めであるなど家庭や仕事で大きな役割を持つ方が多いです。
女性の場合は今までできていた家事が思うようにできず、「家族に迷惑をかけている」「母親としての役割が果たせていない」などと自分を責めてしまう傾向にあります。
退院後の通所リハビリは高齢の方ばかりで通いにくいと感じたり、家事や仕事に忙しく、通う時間がない方もいらっしゃいます。とは言え時が経てば経つほど体が衰えたり、急な回復が難しくなるため、リハビリを後回しにするのはオススメできません。
参考:OMRON「vol.120 「若年性脳梗塞」は中高年も注意を」
家事の時間が倍に…自費訪問リハビリを続けている理由とは
自費訪問リハビリを続けて下さっている50代女性Aさんの実際の体験談をご紹介します。
Aさんは3年前に脳梗塞になり、左手足の痺れと痙縮(筋肉が緊張しすぎて動かし憎くなる)の後遺症がありました。常に筋肉が突っ張ったり、動かしにくいと感じていました。関節が動かしにくいため、階段を降りる動作が辛く、電車の利用もできませんでした。
当初はわからないことが多く、後遺症にどのように対処したら良いかわからなかったそうです。しかし、入院していたときのリハビリスタッフに
「とにかく動かすことが大事」
と言われたことを思い出して自費訪問リハビリを開始しました。
リハビリにより左手足の後遺症が少しずつ良くなり、階段を降りたり、電車に乗れるようになりました。家事の時間は脳梗塞になる前と比べて倍以上の時間がかかりますが、できることが少しずつ増えて気持ちが前向きになったようです。
左手足の痺れや痙縮などの後遺症を抱えながら、日常生活でできることを増やすのはそう簡単ではありません。Aさんが自費訪問リハビリを継続している理由は、「家族に迷惑をかけたくない」「母として強くならなきゃ」という思いがあるからです。
今では手足の突っ張った感じや動かしにくさが少しずつ減り、
「一人で自由に動けるようになりたい」
という思いでリハビリを続けて下さっています。
自費訪問リハビリは症状やライフスタイルに柔軟に対応できます
脳梗塞では、脳の傷害部位や範囲によって後遺症の程度が変わります。また、感じ方も人それぞれなので、利用者様に合ったリハビリ方法で行うことが重要です。自費訪問リハビリは完全個別で行うため、利用者様のご希望や症状に合ったリハビリを提供させていただきます。Aさんのように「母として強くありたい」「家族に迷惑をかけたくない」という思いに寄り添うことが可能です。
さらに、自費訪問リハビリはスタッフがご自宅まで伺いますので、周りの目を気にする必要がなく、移動に時間がかかりません。家事を行う自宅環境でリハビリを行いますので、「できるようになった」と実感しやすいです。
まとめ
Aさんは50代で脳梗塞を発症し、後遺症を抱えました。当初はどう対処するべきか困惑していましたが、家族や自分の役割に対しての強い「思い」があり自費訪問リハビリを継続しています。
自費訪問リハビリは個別で行いますので、利用者様の困っていることや目標に対して的確なアプローチが可能です。東京都内で自費訪問リハビリをお探しの方はお気軽にお問合せくださいませ。