【変形性膝関節症リハビリ】膝痛に悩む60代女性・訪問リハビリで身体の柔軟性が向上
2022.09.02
中高年に多いといわれる膝の痛み…。しかし、膝の痛みは多種多様でどの世代でも起こりうる可能性があるありふれた悩みの一つです。
膝の痛みは、原因によりヒアルロン酸の注射や、人工関節などの手術を必要とする場合がありますが、痛みの原因が膝にかかる荷重負荷のストレスだった場合、リハビリで痛みを軽減することが可能です。
変形性膝関節症と診断され、両方の膝の痛みで悩まれていたAさんが利用した、自費訪問リハビリではどんなリハビリをおこなったのか、Aさんの実体験を踏まえてご紹介します。
目次
実は多い?両方の膝の痛みを抱えている人の症状と特徴とは
「そのうち治るだろう」と思っていたら、両方の膝に痛みが…。
そこで、整形外科や接骨院で治療をしてみたけど、思うような成果を感じられずに、痛む足で毎日治療に通う日々。
変形性膝関節症とは、加齢にともない膝関節の間にある軟骨がすり減り、関節内に炎症が起きて骨が変形し、痛みや腫れが生じる疾患です。
男性より女性に多く発症し、加齢や肥満、筋肉低下などが原因とされています。初期症状は、立ち上がりや歩き始めに膝に痛みを感じ、中期では階段の昇り降りや正座、末期には、膝の変形や膝が伸びなくなってしまうなど、歩行も困難になる場合もあります。
また、膝が痛むからと身体を動かさず運動不足になり、膝を支える筋力が低下し、体重増加を招く…。そしてその結果、膝への負担が増え痛みが増すという悪循環をきたしてしまいます。
参考:「膝の内側が痛いのはなぜ?原因となる鵞足炎や変形性膝関節症を解説」
孫と遊びたい…何をするにも痛みを伴う両方の膝の痛みを改善するには
変形性膝関節症に悩む60代女性のAさんは、両膝の内側やお皿周りに走る痛みが原因で、お孫さんと楽しく遊べずに、苦痛を感じていました。
当初は、階段の昇り降りの際に痛みを感じていましたが、次第に歩いても立ち上がりの際でも痛むようになり、整形外科に受診したところ「変形性膝関節症」と診断されたとのこと。
整形外科では、膝に電気をかけるリハビリをおこなっていましたが、症状の改善には至りませんでした。
運動の仕方がわからなかったAさんは、「孫と楽しく遊びたい」という思いから、訪問リハビリを利用することにしました。訪問リハビリでは、立ち座りや段差などの昇り降りを想定した身体の使い方や運動をおこない、膝だけではなく、足や股関節の筋力が大事だという事を知ったそうです。
今では、小走りができるほど痛みが軽減され、日常生活の不安がなくなり、お孫さんと楽しく遊べています。
自費訪問リハビリでは痛みのストレスを解消する方法を教えてくれます
身体に痛みがあると、心も身体もどこか遠慮がちになってしまいがちです。自費訪問リハビリでは、日常生活に寄り添った内容のリハビリをおこなうことができます。
リハビリに必要なことは、「目標」と「自分にあったリハビリ方法」です。自費訪問リハビリでは、日常生活の中で「目標」を見出し、実践していくプランを個別に対応しています。
Aさんのように「孫と遊びたい」という目標を持ってリハビリを実践した結果、膝の痛みは膝だけの問題ではなく、足や股関節の筋力も大切だという事を知り、膝に負担をかけない身体の使い方を学ぶことができました。
訪問リハビリを利用し、身体にかかるストレスだけでなく、心も軽くなり自然と笑顔になる生活を送ることができています。
参考:「変形性膝関節症のリハビリテーション社会医療法人松田整形外科記念病院」
まとめ
膝の痛みは、誰にでもありがちな悩みの一つです。変形性膝関節症のように悪化させないためには、日々のリハビリが必要です。
自費訪問リハビリでは、個人の生活に寄り添ったプランで、必要に応じたリハビリを実践することができます。さらに痛む足で治療に通うことなく、自宅に直接訪問してくれるのも自費訪問リハビリのメリットといえるでしょう。
症状の改善には、自分にあった運動を取り入れたリハビリをすることです。
日常生活における「苦」の軽減に、自費訪問リハビリを利用してみてはいかがでしょうか。