Q.
リハビリを途中でやめるとどうなりますか?
リハビリを途中でやめると、その人の回復や改善に対する影響は、個人差があるため一概には言えませんが、以下のような影響が考えられます。
症状が改善しない
リハビリは、症状の改善や回復に向けたプロセスであり、一定の期間を継続して行うことで効果が現れる場合があります。途中でリハビリを中断すると、その効果が現れない可能性があります。
症状が悪化する
リハビリの中断により、症状が悪化することもあります。その場合、リハビリテーションを継続することで、症状を改善する方向に向かうことができます。しかし、途中でリハビリを中断すると、症状が悪化する可能性があります。
身体機能の低下
リハビリは、身体機能を回復させることを目的としています。途中でリハビリを中断すると、身体機能が低下する可能性があります。また、身体機能の低下は、再びリハビリを開始した際に回復するまでに時間がかかる場合があります。
心理的影響
リハビリは、回復の過程での精神的なサポートも重要な役割を果たします。途中でリハビリを中断すると、その人の自己効力感やモチベーションが低下する可能性があります。
継続するリハビリは身体機能の「回復」と「維持」が目的となりますので、目に見えるような身体機能が改善する「回復期」から改善度合いが穏やかになる「維持期」に入ると、維持すること自体の努力が必要となり、リハビリを継続することが大変と感じる利用者もいらっしゃいます。リハビリは続けることで、新たな回復も生まれますので、途中で打ち切られると、再び関節が固まったり、筋力が低下したりする症状が急激に進行する恐れがあります。これは、他の施設でも利用者様に伝えられることが少ない事実ですので、ネクストステップスでは利用者に合った適切なリハビリの間隔から終了時期をご提案しています。