NEXTSTEPS リハビリお役立ちコラム ストレス軽減も?片麻痺のリハビリにはゴルフを取り入れて心身の健康を

ストレス軽減も?片麻痺のリハビリにはゴルフを取り入れて心身の健康を

ストレス軽減も?片麻痺のリハビリにはゴルフを取り入れて心身の健康を

脳卒中による片麻痺は、日常生活に大きな支障を及ぼす後遺症です。片麻痺は完全な回復は難しく、生涯付き合っていくものになるでしょう。しかし、症状を改善することは可能です。そのためには早い段階からリハビリに取り組むことが重要になります。

リハビリは辛いイメージですが、ゴルフを取り入れる方法もあるのです。片麻痺のリハビリにはゴルフを利用して、体の機能改善だけでなく心の健康も目指してはいかがでしょう。

片麻痺におけるリハビリの重要性、ゴルフを取り入れる効果について解説します。

片麻痺とは?左右での症状の違いも?原因から治療まで

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片麻痺はどんな疾患が原因で起こるのでしょうか?リハビリが改善の方法となる症状や、治療法についても解説します。基本的な知識を知ることで、発症前後の対策や防止に備えるようにしましょう。

片麻痺とは?原因となる4つの疾患

片麻痺が起こるのは主に脳卒中が原因です。脳卒中の中にも3つの疾患が存在します。

①脳の血管が詰まることで脳の働きを阻害する・脳梗塞

②脳の内部にある血管から出血し脳を壊す・脳出血

③脳の表面の血管から出血して脳表が血液で覆われてしまう・くも膜下出血

これらの疾患により、脳の神経細胞に障害が起きてしまうのが片麻痺です。片麻痺は片方の手足に麻痺が起きることで、まれに顔の片側にも症状が出ます。

参考:脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)|流山中央病院脳神経外科ページ

右麻痺と左麻痺で異なる症状と共通した症状

片麻痺は、損傷した脳の神経支配によって体の左右に麻痺が起きることです。左右で共通した症状と、異なる症状があります。

共通した症状

・片側の手足や顔の半分に痺れ・麻痺が出る

・麻痺している方の視野が欠ける

・発音や呂律が上手く行かなくなる


右麻痺の症状

・感覚によって対象物が認識できなくなる:失認

・突然性格が変わってしまう:性格変容


左麻痺の症状

・何かしようと目的にあった動きができなくなる:失行

・言葉を上手に発することが難しくなる:失語症

これら片麻痺の症状には、段階的なリハビリの治療が大切になります。

参考:片麻痺とは?主な原因と効果的なリハビリ方法を紹介|フランスベッド

片麻痺はリハビリで回復する?改善は発症直後のリハビリが重要

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片麻痺は完全に治ることは難しい後遺症です。しかし、リハビリによって改善することはできます。疾患発症後からリハビリに取り組むことが改善の鍵となります。リハビリはゴルフなど趣味に繋がることを取り入れて積極的に行いましょう。

神経を直接的に直す方法は存在しない

損傷した脳の神経を、直接治す方法は存在しません。片麻痺はリハビリによる症状の改善を目指しましょう。近年では、神経の元となる幹細胞を使用した再生医療の効果も期待されています。片麻痺にはリハビリと再生医療の組み合わせによる治療も選択肢の一つです。

片麻痺は急性期からのリハビリが必要

片麻痺では発症後の2〜3週間を急性期と呼びます。その間は安静にしながら、体力が低下するのを防ぐリハビリを行いましょう。ベッドに横たわる時間が長いと、血行不良や筋力低下を招き、関節の動きが悪くなることも。マッサージやベッドサイドでできるリハビリに取り組むことが大切です。片麻痺のリハビリは、発症から48時間以内に開始することが望ましいです。

改善は発症後から6ヶ月間のリハビリが鍵

発症後、6ヶ月までが回復期です。ここで、身体的な機能を回復するリハビリを行います。身体機能の改善と、日常生活に必要な動作を訓練しましょう。

片麻痺の辛いリハビリにゴルフなどを取り入れることは、趣味にも繋がりモチベーションも維持できます。回復期に行うリハビリの効果は、その後の生活で定着させる重要なものだと認識しておきましょう。

参考:片麻痺に対するリハビリ|脳梗塞・脊髄損傷・脳出血の再生医療ニューロテックメディカル

片麻痺のリハビリにはゴルフが効果的!機能を改善し筋力を維持

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片麻痺のリハビリには、なぜゴルフが効果的なのでしょうか?ゴルフをすることで身体機能の改善だけでなく、心にも良い影響が期待できるのです。リハビリにゴルフを取り入れることで得られる効果を解説します。

片麻痺のゴルフによって改善する機能

片麻痺のリハビリにゴルフを取り入れることで、筋力の維持や歩行の訓練になります。パークゴルフでは、18ホールを歩くと4500歩ほどに。

また、芝生がクッションとなり膝への負担も軽減します。スイングでは体幹が鍛えられバランス能力の改善も可能です。もともとゴルフは有酸素運動のため、血流が良くなることで老化防止・認知症の予防にも繋がるのです。

リハビリにゴルフを取り入れて心の健康を

リハビリでゴルフをすることによって、太陽の光を浴びることもできます。日光浴は、骨を丈夫にするビタミンDの生成を促進。さらに、脳内のセロトニンを増加させ、ポジティブな気分で活動的になれます。セロトニンには安眠効果もあり、心の健康にとても効果的です。

参考:幸せホルモン「セロトニン」|東邦大学医療センター大森病院臨床検査部

自費訪問リハビリはリハビリにゴルフも可能

リハビリでゴルフをする前に、医師やリハビリの専門家に相談することが大切です。私たちは、練習場に同行してリハビリにゴルフを取り入れることも可能です。

ゴルフリハビリのプログラムは個人の身体状況や目的に合わせてカスタマイズを行います。無理をしないリハビリで、ゴルフの楽しさと健康を同時に手に入れましょう。

まとめ

片麻痺のリハビリにゴルフを利用することは、身体機能の改善にも心の安定にも繋がります。リハビリでゴルフを行うことで、バランス感覚のために脳に刺激を与えることも可能です。技術的な面を練習することによって、さらに脳は活性化されます。自分の体の使い方がわかると、自信がつきゴルフへの楽しみが現実的になるでしょう。

ゴルフはどんな方でも生涯楽しむことができるスポーツです。片麻痺の方のゴルフ団体や大会も存在するため、新しい人間関係も築くことができます。

リハビリにゴルフを取り入れることで、楽しみながら体を動かして心身の健康も手に入れてみてはいかがでしょう。

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