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リハビリテーション

充実したリハビリを実現させて自立した老後の生活を!介護予防リハビリの流れ

2023.2.7

高齢者にとって、「リハビリが充実している」といえる環境は重要です。高齢者は加齢に伴い、身体の機能が低下しているため、複数の疾患を抱えている人も多いでしょう。リハビリをはじめても、身体が思うように動かず、リハビリが辛いと感じてしまうことも多いようです。

リハビリが辛いと感じてしまえば、意欲も低下し、何事にも億劫になってしまいます。疾患を抱えたままリハビリをせずに放置しておくと、身体の健康が損なわれ、将来的に介護が必要となる場合も..。老後の介護生活を予防するには、心身を健康的に維持する充実したリハビリがカギとなるでしょう。

この記事では、リハビリを充実させていくにはどのようなポイントがあるのか、リハビリの必要性や注意点も含めて解説していきます。

リハビリが充実すれば見える未来…日常生活に変化

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リハビリの充実感を実感できれば、身体の不具合を解消させられるだけでなく、日常生活での動作や暮らし方も快適になるでしょう。もともとリハビリとは、失った機能の回復だけでなく、再びその人らしさを取り戻す、という意味も含まれています。

では、高齢者のリハビリが充実すると見えてくる生活の変化や意味をみてみましょう。

高齢者にとってのリハビリの意味は?

高齢者にとってのリハビリの意味は、本来のリハビリの意味に加えて「自立した生活を送れるようにすること」も含まれます。高齢者は、食事や排泄、洗濯や掃除、着替えなど、生活に必要な動作でさえ困難な場合もあるでしょう。

このように、日常生活で必要な動作や行動が困難にならず、生活の質が落ちないように、リハビリで練習していくことが必要になります。

リハビリの種類は主に3つ

リハビリにはさまざまな種類がありますが、高齢者に合わせたリハビリは主に以下の3つです。この中で、1人1人に合わせてリハビリを行っていきます。

・理学療法

身体の機能に障害がある人に対して、立つ、歩く、座るなどの基本的な身体の動かし方に対して回復できるようにサポートするリハビリです。

・作業療法

理学療法は基本動作の回復ですが、作業療法はさらに実践的な動きのリハビリとなります。家事や入浴、着替え、スポーツを行うなど日常生活で必要になる応用的な動作を行います。

・言語聴覚療法

食べることや発声・聴覚などのコミュニケーションに障害がある人に対して訓練をし、嚥下障害や摂食の回復を含めてリハビリをしていきます。

身体機能維持や生活の質があがる

リハビリが充実していると、身体機能の維持、改善も実感しやすくなるでしょう。身体が動かしやすくなったり、今まで難しいと感じていた動作がスムーズに行えるようになったりします。

動作だけでなく、1人でできることが増えると嬉しいですよね。前向きな気持ちは、リハビリに対してのモチベーションアップにもなるのでさらにリハビリを充実させられるでしょう。

老後に予防としてリハビリを充実させていく必要性とは…

リハビリ充実3 1 1024x672 - 充実したリハビリを実現させて自立した老後の生活を!介護予防リハビリの流れ

リハビリは、老後に不自由なく自立した生活を送るために欠かせないことです。高齢化社会である昨今で、介護が必要なイメージをすることは難しいと感じるかもしれません。しかし、リハビリを日常的にとり入れることで、介護を必要としなければならない状況は避けられるでしょう。

介護予防としてリハビリを充実させるために必要なことや理由を解説します。

予防のリハビリをはじめるタイミング

厚生労働省の「令和3年度介護給付費などの実態統計の概要受給者の状況」によると、令和3年4月〜令和4年4月までの1年間で、介護サービスを受給した人は54,749.7千人でした。

また、令和3年11月分までの介護サービス受給者数を年齢別の割合を見ると、65〜69歳までが約90万人、70〜74歳が約200万人、75〜79歳は約300万人。高齢になるほど増えており、特に女性に関しては75〜79歳以降に急激に増加していきます。介護予防のためのリハビリは、遅くても60代以降、または状況によって早いに越したことはないでしょう。

参考:厚生労働省令和3年度介護給付費など実態統計の概要受給者の状況

閉じこもりや孤独を回避

リハビリの充実は、閉じこもりや孤独を回避することにも繋がります。高齢者は、家族が離れて暮らしていたり、定年後のセカンドライフを持て余していたり、社会から離れて孤独を感じる人も少なくありません。

リハビリを習慣化すれば、自ずと外出の機会や、他人との会話や交流を楽しめる機会も増えていきます。高齢者にとって、生きる活力を取り戻すための必要な手段とも言えるでしょう。

廃用症候群や要介護防止

介護予防でリハビリを行わないでいると、加齢とともに身体が衰え、寝たきりになる場合も。加齢や大きな怪我、病気による活動低下や安静状態が続くと、全身の機能が低下するなどの、諸症状を引き起こす廃用症候群を発症する場合があります。

回復までの道のりは発症期間の数倍と言われるほど困難を極めるため、予防のためにも自ら積極的にリハビリを行うことが大切です。

リハビリを充実させるためのポイントは?注意点も含めて解説

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リハビリを充実させることの重要性は、リハビリの内容や進め方にポイントがあります。例えば、高齢者が必要以上の運動をしてしまうと、怪我に繋がる可能性がありますので、注意が必要です。

そのほかにも、リハビリを充実させるためのポイントを解説していきます。

平均を想定した内容や計画を

リハビリを充実させるためには、自分の年齢の平均値とともに元々抱えている疾患や運動能力を考慮し、自分の目標を定めます。例えば、運動習慣がない人は、運動を習慣化することを目標にしましょう。

また、身体の不具合や自覚症状がなくても、高すぎる目標はNGです。なかなか思うように進められなかった場合、意欲低下に繋がってしまいます。最終的な目標は平均を想定しつつ、自分に合わせて少しずつ実践していきましょう。

自身の残存能力を引き出す実践

リハビリを充実させるためには、機能が衰えた部分や今後の予防を目的として行うだけではなく、残存能力を引き出せるようにすることも大切です。そのためには、自分がスムーズに行える動作や得意な作業を確認しましょう。

得意な動作は簡単に感じ、自分で行える喜びや自信を取り戻すことにも繋がります。このようなリハビリで、自分の個性を保ちながら充実したリハビリを行うことができるでしょう。

自分のことは自分で行う週間を

先に述べたように、高齢者にとってのリハビリは、「自力で日常生活を送り生活の質をあげること」です。自分のことは自分で行うように意識して過ごしましょう。

特に男性は、夫婦で暮らしていると、奥さんにあれこれお願いするクセがついている人も少なくありません。奥さんも旦那さんに合わせてやってあげてしまってばかりだと、能力を低下させてしまう原因にもなります。リハビリの目標である自立を忘れないようにしましょう。

まとめ

高齢者がリハビリを充実させることは重要です。リハビリをしないでいると介護が必要になり非自由な生活を強いられるでしょう。リハビリは、失った機能の回復をするだけでなく、再びその人らしさを取り戻すという意味もあります。また、高齢者にとってのリハビリは、自立した生活を送ることも目標となり、動作を練習して身体機能の維持が大切です。

リハビリには主に3種類あり、理学療法、作業療法、言語聴覚療法があり、この中から1人1人に合わせて行い、生活の質をあげていきます。リハビリをはじめるタイミングは、早いに越したことはなく、リハビリによって高齢者に多い孤独感の回避や、廃用症候群などを防ぐことに繋がるでしょう。

リハビリを充実させるにはポイントがあり、年齢の平均と自分に合わせた目標を計画することや、自分の得意な動作や1人でできることも自ら進んで行うことです。リハビリの充実が実現すれば、加齢を重ねても介護に頼ることなく、自立した自由な老後を手に入れられます。

執筆監修 佐々木 寛時

執筆監修 佐々木 寛時

1993年 岩手県盛岡市生まれ。
2015年4月 理学療法士 国家資格取得
2015年4月~2019年 回復期リハビリテーション病院
2020年1月~2022年6月 訪問看護リハビリステーション
2022年7月 自費リハビリ ネクストステップス 設立

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