Aさんの場合
症状の詳細
9年前に脳梗塞
右側運動麻痺
Brs上肢Ⅱ手指Ⅱ下肢をⅢ
プラスチック短下肢装具使用
4点杖使用し自宅内移動可能
ぶんまわし歩行
立ち上がり支持物使用
全身柔軟性低下、腰痛あり
屋外は車椅子介助
転倒歴あり
食事は左手使用
リハビリ特化型デイサービス週2回利用
受傷前は毎日の飲酒・喫煙・会社経営しておりストレスも多かったと
肩こりは日常茶飯事
疲れやすい
リハビリ内容
連合反応促通
関節ファシリテーション応用(SJF)
関節運動における軌道修正、学習
上肢空間認知学習
上肢伸展動作、体幹賦活
伸展動作を用いた起立着座
Pickupwalker使用での歩行訓練
腹横筋促通、賦活
筋間主動筋連結
筋走行リリース
リハビリ目的シートの作成
リハビリ詳細
麻痺側上肢を使用した引き動作優位の生活で背部の代償をフル活用している。これを伸展動作に切り替え、腹部の機能をいかした動作に変換することがリハビリでまず目指す通過点とする。リハビリ内容は非麻痺側上肢を努力的に力を入れた際の麻痺側上肢の反応を具体的にしていくことから始めた。連合反応から自動運動になるよう繰り返し、収縮方向や関節運動量を確認した。麻痺側上肢の運動範囲は次第に拡大し、意図的に肘を曲げる・手指を曲げることが可能となった。上肢機能と並行して基本動作の起立・着座における動作方法の改善を行った。両肩関節90度屈曲し肘関節伸展位で抵抗をかけ腹部の賦活と伸展動作の基礎学習を行う。その後、上肢伸展動作を利用した起立・着座動作訓練を行った。伸展動作使用での基本動作が可能となることで後方への崩れ改善、立位の安定が可能となり、背部の代償を抑制することができた。上肢と基本動作を日常生活に繋げるべく、Pick Up Walkerを使用して歩行訓練を行った。腹部の機能が向上したこと、上肢の自動運動がみられてきたことで日常的にPUW使用にて自宅内移動に取り組んでいただく。起立動作改善に伴い下肢・体幹の柔軟性向上し、バランス能力向上、しゃがみ動作可能となった。麻痺側下肢の片脚支持で非麻痺側下肢の空間操作を行い、背部の代償を修正することで股関節の安定を高めた。腰痛も軽減し屋外歩行可能となり、歩行器又は杖使用にて自立し、屋内であれば装具オフにて歩行可能となった。
料金
リハビリコース | 頻度 | ご利用料金 | 月次料金 |
---|---|---|---|
集中リハビリコース(60日間/120分/全4回) | 2週に1回 | ¥91,200 | ¥45,600 |
リハビリコース | 集中リハビリコース(60日間/120分/全4回) |
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頻度 | 2週に1回 |
ご利用料金 | ¥91,200 |
月次料金 | ¥45,600 |