20分のリハビリを週2回やるより、60分を週1回の方が効果が出る理由。現場で私たちが目撃している真実
2026.01.21
『もう半年ですね』という言葉に、何度胸が締め付けられたでしょうか。
「リハビリは、回数さえこなせばいい」
もしそう思われているなら、一度立ち止まって考えてみてほしいのです。病院を退院した後、週に数回、20分程度の訪問リハビリやデイサービスを律儀に続けている。それなのに、「ちっとも身体が変わった気がしない」と、心のどこかで焦りを感じてはいませんか?
その原因は、あなたの努力不足でも、身体の限界でもありません。実は、リハビリの「密度」が足りていないだけかもしれないのです。
なぜ、20分という短い時間を繰り返しても、身体に変化が定着しにくいのか。ネクストステップスが「60分以上の集中介入」にこだわり続けるのには、単なる時間の長さだけではない、明確な根拠があります。私たちが現場の経験から確信している「身体を本気で変えるための条件」を、ここに書き記します。
目次
脳が「学習モード」に入るまでには、どうしても20分かかる

ようやく体が温まってきたところで鳴るタイマー。そのもどかしさを、私たちは何度も見てきました。リハビリの本質は、筋肉を鍛えることではなく、眠っている「脳の回路」を繋ぎ直すことです。でも、脳はスイッチ一つでパッと切り替わるほど単純ではありません。
「さあ、これから本番だ」という瞬間に、タイマーが鳴っていませんか?
リハビリが始まってすぐの身体は、まだ緊張が強く、これまでの「動かしにくい癖」に縛られています。硬くなった関節をほぐし、感覚を呼び起こし、脳が「よし、今から新しい動きを覚えるぞ」と準備が整うまでに、実は15分から20分はかかってしまうのが現実です。
つまり、20分のリハビリでは、脳がようやく学習の準備を終えたところで「お疲れ様でした」と終わってしまう。これでは、本当の意味での「変化」を身体に刻み込むことはできません。
一度の「深い成功体験」が、脳を劇的に変える
週に数回、薄い刺激を繰り返すよりも、一度のセッションで「あ、こう動けばいいんだ!」という強い納得感を脳に刻むほうが、学習効率は圧倒的に高い。60分という時間があるからこそ、準備(ウォーミングアップ)のその先にある、「脳が書き換わるゴールデンタイム」を丸ごとリハビリに充てることができるのです。
「ただ動かす」のをやめて、「神経を繋ぎ直す」ことに集中する

制度の限界は、あなたの限界ではありません。その一歩の先にある景色を、一緒に見に行きましょう。20分の現場でよく見かける「とりあえず関節を回して終わり」というマッサージのようなリハビリ。もちろん気持ちは良いですが、それであなたの麻痺や歩き方は変わるでしょうか?
質の高い「反復」こそが、停滞を打ち破る
麻痺した手足を思い通りに操るには、脳からの信号を、何度も「正しく」送り直さなければなりません。これには、あなたのわずかな反応を見逃さず、その場で動きを修正し続ける「濃密なやり取り」が必要です。
60分あれば、私たちはあなたの身体の「小さなサイン」を拾い上げ、「今の動き、最高でした!もう一度、その感覚でいきましょう!」と、質の高い練習を何度でも繰り返せます。この「質の伴った量」を確保することこそが、壊れた神経ネットワークを再構築するための唯一の道となります。
疲れの先にある「本当の課題」を見逃さない
「疲れたからここで休憩」で終わらせるのが、これまでのリハビリだったかもしれません。でも、少し疲れてきた時に出る「動きの癖」にこそ、私たちが解決すべきヒントが隠されています。十分な時間があるからこそ、私たちは安全を守りながら、あなたの限界ギリギリの可能性を揺り起こすことができるのです。
技術以前に、一人の「人間」としてあなたの身体と向き合いたいから
「60分」という時間は、単にリハビリを長くやるための数字ではありません。それは、あなたの震える指先に集中し、歩き方の癖をミリ単位で見極め、心の奥にある「本当はこうなりたい」という願いを共有するために必要な、対話の時間です。
どんなに素晴らしい理屈を並べても、担当する療法士にあなたの可能性を信じ抜く覚悟がなければ、その時間は空虚なものになってしまいます。だからこそ私たちは、マニュアル通りの運動を指示するだけの「指導者」ではなく、あなたの人生の伴走者でありたいと考えています。
私たちがどんな想いでこの仕事を選び、どんな変化をあなたと一緒に作り上げようとしているのか。まずは、私たちの「顔」と「言葉」を見て、あなたの身体を預けるに値する人間かどうか、確かめてみてください。
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あなたの「努力」を、効率よく結果に変えるために
リハビリの停滞を感じているとき、多くの人は「回数」や「頻度」ばかりを気にしてしまいます。しかし、本当の効率は、その1分1秒にどれだけの「変化のきっかけ」が詰まっているか、つまり「密度」にあります。保険診療という枠の中では実現できない、自費リハビリならではの密度の違いをまとめました。
| 比較項目 | 20分のリハビリ | 60分以上の集中介入 |
| 脳の状態 | 準備運動の段階で終わる | 「学習モード」に入ってからが本番 |
| 反復の質 | 最低限の維持で精一杯 | 新しい回路を作るための徹底的な練習 |
| 介入の深さ | マッサージなどの表面的なケア | 神経と筋肉を繋ぎ直す深い再教育 |
| 実生活への影響 | 「動かしてもらった」で終わる | 自分の身体を「使いこなす」感覚が残る |
週1回の「濃密な手応え」が、残りの6日間をリハビリに変える

技術はもちろん、あなたの『やりたい』という想いを誰よりも信じるパートナーでありたい。「週に1回だけで大丈夫?」と不安に思うかもしれません。でも、質の低いリハビリを何回もやるより、一度掴んだ「身体を動かすコツ」のほうが、あなたの日常を大きく変える力を持っています。
「やり方」を学ぶから、24時間すべてがリハビリになる
私たちの訪問リハビリは、その1時間だけ良くなればいいとは考えていません。「どう意識すれば楽に立てるか」「どこの筋肉に力を入れれば安定するか」。60分かけてじっくり掴み取ったその「感覚」は、リハビリが終わった後もあなたの身体の中に残り続けます。
家の中でトイレに立つ一歩、キッチンに立つ一瞬。掴んだコツを意識するだけで、リハビリ以外のすべての時間が、あなたの身体を良くする訓練に変わるのです。
「やらされる側」から、身体を「乗りこなす主役」へ
時間が短いと、どうしても「療法士にお任せ」という受け身になりがちです。60分あれば、あなた自身が自分の身体の変化をじっくりと感じ、納得し、自分の意志で動く余裕が生まれます。この「自分で自分の身体をコントロールできている」という誇らしい実感こそが、訪問リハビリにおいて何よりも強力な回復のエンジンになります。
FAQ:時間と効果について、よくいただく質問

Q1. 60分も身体を動かし続けられるか、正直不安です。
ずっと激しく動くわけではありません。固まった筋肉を緩める時間や、動きの確認をする時間を組み合わせ、あなたの体力に合わせた「一番効く構成」を組みます。終わった後は「心地よい達成感」に包まれるはずです。
Q2. 病院では「毎日コツコツ」が大事だと言われましたが?
もちろん動くことは大切です。でも、それは「正しい動かし方」を知っていてこそ。間違った癖がついたまま毎日繰り返すと、かえって痛みを引き起こすこともあります。まずは集中した時間で「正解」を脳に教え込むことが、一番のリハビリです。
Q3. 60分以上(90分や120分など)のメニューも選べますか?
はい、選べます。例えば、実際に外を長く歩く練習をしたい方や、集中的に複数の部位をリハビリしたい方のために、さらに時間をかけたリハビリプランも柔軟にご提案できます。
例:週2回×120分(メイン担当リハ)+月2回×120分(代表リハ)のように属人化しないように病院と変わらない固定チームリハも出来ます。
Q4. 週に1回だと、次の時までに感覚を忘れてしまいそうです。
忘れないための「意識のポイント」を具体的にお伝えしますし、何より60分かけて深く刻んだ感覚は、20分の軽い刺激よりもずっと記憶に残りやすいものです。
Q5. 初回無料体験で、この「密度の違い」は感じられますか?
もちろんです。「今までの20分は何だったのか」「身体の中に電気が通ったような感覚がある」と驚かれる方も多いです。その違いを、ご自身の身体で直接確かめてみてください。
まとめ:贅沢なのは「時間」ではなく、あなたの「可能性」を信じることです。

「自費で1時間もリハビリを受けるなんて、自分には贅沢すぎるんじゃないか」
そう思って、自分の願いに蓋をしていませんか?
でも、考えてみてほしいのです。効果を実感できないまま、ただ「こなすだけ」のリハビリを何年も不安な気持ちで続けること。それこそが、あなたの人生にとって一番もったいない時間なのではないでしょうか。
私たちは、あなたの身体がまだ「変わりたい」と叫んでいる声を、現場で何度も聴いてきました。これまで変化が出なかったのは、あなたの意欲が足りなかったからではありません。ただ、脳が目覚めるための準備を整え、新しい動きを刻み込むための「十分な時間」が、制度という冷たい壁に阻まれていただけなのです。
20分のタイマーに追われ、「今日はここまで」と打ち切られる日々を、もう終わりにしませんか。
自分の足が地面をギュッと捉える感触。自分の手が、意思を持って動こうとする手応え。それを取り戻すまで、私たちは決して時計を気にせず、あなたの一挙手一投足に全神経を注ぎます。まずは一度、あなたの身体が本来持っているはずの「底力」を、私たちの60分で引き出させてください。その一時間から、あなたの止まっていた毎日を、一緒に動かしていきましょう。






