NEXTSTEPS リハビリお役立ちコラム 80代の脳梗塞リハビリ|自費訪問リハビリで精神的ストレスも軽減

80代の脳梗塞リハビリ|自費訪問リハビリで精神的ストレスも軽減

80代の脳梗塞リハビリ|自費訪問リハビリで精神的ストレスも軽減

「あれ…手が動かない」

朝6時。いつものように目覚めた彼女は、異変に気づいた。右手を動かそうとしても、全く動かない。右足も重い。顔の右半分が、妙にこわばっている。

「これは、まずい…」

救急車。サイレン。慌ただしい病院。CT検査。そして医師の言葉。「脳梗塞です」

脳梗塞などの疾病が原因でリハビリを受ける場合は、自分の意志とは関係なく始まっているケースが多いです。気づいたら病室のベッド。気づいたら理学療法士が来ている。「では、起き上がってみましょう」と言われても、体が言うことを聞かない。

リハビリが負担になったり、心の準備ができていないと前向きに取り組めません。でも、病院では待ってくれない。回復のゴールデンタイムは刻一刻と過ぎていく。

自費訪問リハビリは、自宅に専門家が来てリハビリを行います。ご利用者様のペースで行うことができる点が魅力です。脳梗塞を患った女性の実際の声から、「やらされるリハビリ」から「自分のリハビリ」へと変わった瞬間をお伝えします。

自費訪問リハビリとは|自分のペースで体のケアをしたい方向け

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「なぜ私が…」混乱の中で始まるリハビリ

脳梗塞のリハビリは発症後48時間以内に行うのが望ましいとされています。

医学的には正しい。早期リハビリが回復を促す。データがそれを証明している。

でも、患者本人の心は?

昨日の朝は普通に朝食を作っていた。洗濯物を干していた。近所のスーパーに買い物に行った。そんな当たり前の日常が、一晩で消えた。

「なぜ私が…」「どうして急に…」「もう元に戻れないの…?」

答えのない問いが、頭の中をぐるぐる回る。涙が止まらない。家族の顔を見ると申し訳なくて、視線を逸らしてしまう。

そんな混乱の最中、理学療法士がやってくる。

「では、ベッドに座ってみましょう」

その後の回復を良くするためとはいえ、気づいたらリハビリが始まっている。何をされているのか混乱する方が多いのも事実です。

右手を動かそうとしても、まるで他人の手のよう。「上げてください」と言われても、上がらない。頭では「上げよう」と思っているのに、筋肉が反応しない。その現実が、突きつけられる。

「なぜ?」と聞きたいのに、聞けない

そのため、入院中に受けたリハビリが「合わない」と感じた方や、自分でできる運動を行いたいのにできないと悩む場合もあります。

リハビリ室。10時から20分間。週3回。スケジュールはきっちり決まっている。

理学療法士は親切だ。でも、とても忙しそう。廊下の向こうには、次の患者さんが待っている。

「なぜこの運動が必要なんですか?」 「これをやると、どう良くなるんですか?」 「自分でもできる運動はありますか?」

聞きたいことは山ほどある。でも、質問する間もなく「はい、次の動作です」と進んでいく。

入院中のリハビリは一回の時間や頻度が決まっているので、ゆっくり相談したいけれどできなかったという方もいらっしゃるでしょう。

20分のうち、最初の5分は移動と準備。最後の5分は記録。実質、10分程度しかリハビリ時間がない。その10分で、体を動かし、次の動作を覚え、質問もする?無理だ。

「もっとリハビリしたい」と思っても、スケジュール通り。「今日は体調が悪い」と思っても、スケジュール通り。

ただ言われた通りに体を動かす。「やらされている」だけ。そんな感覚が、日に日に重くのしかかってくる。

あなたは一人じゃない|同じ悩みを抱える人たちへ

自費訪問リハビリはこのようなお悩みを抱える方やご自分のペースで体のケアをしたい方に向いています。

「病院のリハビリ、なんか違う…」そう感じているのは、あなただけではありません。

納得できないまま続けるリハビリ。質問できない環境。自分のペースでできない焦り。そんな想いを抱えている人は、実はとても多いのです。

でも、諦めないでください。「自分に合うリハビリ」は、きっとある。その一つが、自費訪問リハビリなのです。

参考:NHK 健康チャンネル「脳梗塞の後遺症を軽くするリハビリ方法と期間(急性期、回復期、生活期)」

彼女が脳梗塞リハビリで前向きに|自費訪問リハビリで得られる目標

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80代の彼女も、同じ悩みを抱えていた一人でした。

「自分で運動したいのに…」病院を離れた理由

彼女は病院などでリハビリを受けた経験がありますが、

「自分で運動を行いたい」という理由で病院のリハビリには参加していませんでした。

入院中のリハビリ。確かに理学療法士は親切だった。でも、何かが違う。

「なぜこの運動をするのか、説明が足りない」 「もっと自分のペースでやりたいのに、時間に追われる」 「自分の頭で考えて、自分の意志で動きたい」

退院後も、病院に通うよう勧められた。でも、彼女の足は向かなかった。

リハビリをしなければ、良くならない。それは分かっている。でも、納得できないリハビリを続けるのは、もっと辛い。

「私に合うリハビリって、どこにあるんだろう…」

自宅で一人、そんなことを考える日々が続いた。

「あなたに合うかもしれない」友人の一言

ある日、友人が訪ねてきた。彼女の様子を見て、友人は言った。

「自費訪問リハビリというのがあるらしいよ。自分のペースでできるんだって」

自費訪問リハビリ。初めて聞く言葉だった。

「本当に私に合うのかな…」 「また同じように、やらされるだけじゃないの…」

疑心暗鬼。過去の経験が、期待することを躊躇わせる。

でも、友人は続けた。「一度だけでも試してみたら?話を聞くだけでもいいから」

その言葉に、彼女は小さく頷いた。「このままじゃいけない」そう思ったから。

「まず、お話を聞かせてください」想定外の始まり

初回のリハビリの日。インターホンが鳴った。玄関を開けると、笑顔のリハビリスタッフが立っていた。

「こんにちは。今日はよろしくお願いします」

彼女は緊張していた。また「では、座ってください」「手を上げてください」と始まるんだろう。心の準備をしていた。

でも、スタッフの最初の言葉は違った。

「今日は、まずお話を聞かせてください。どんなことで困っていますか?どんなことができるようになりたいですか?」

彼女は驚いた。病院では、いきなり「ベッドに座って」から始まった。でも、このスタッフは、まず聞いてくれる。

家に来たリハビリスタッフと話しているうちに彼女のリハビリに対する「疑問」は解消していきました。

「なぜ階段を降りる練習が必要なんですか?」 「この運動は、どの筋肉を使っているんですか?」 「自分でもできる運動を教えてほしいです」

一つ一つの質問に、スタッフは丁寧に答えた。初回の時間を気にする素振りもない。分かるまで、納得できるまで、説明してくれた。

「この運動は、階段を降りるときに必要な大腿四頭筋を鍛えます。ここの筋肉です」実際に触れて教えてくれる。

「焦らなくていいんですよ。最初はゆっくりで。できる範囲で大丈夫です」その言葉に、彼女の肩の力が抜けた。初回はあっという間に2時間がたった。

自分自身が納得してリハビリを行えるか、その点がメンタル的にも重要なことです。結果としてご本人からも納得できたと喜びの感想をいただきました。

「あぁ、そういうことだったんだ」 「私のペースでいいんだ」 「分からないこと、いつでも聞いていいんだ」

納得できた瞬間、彼女の表情が変わった。曇っていた目に、光が戻った。

「リハビリって、本当はこういうものだったんだ」 「私、もう一度頑張れるかもしれない」

「階段を降りたい」小さいけど大きな目標

その後は階段を降りることと、歩行器を使わなくて歩きたいというご自分の目標を達成するため、自費訪問リハビリを利用されていました。

病院では「歩行能力の向上」という漠然とした目標だった。でも、彼女が本当に望んでいたのは、もっと具体的なこと。

「2階の寝室から、自分の力で降りたい。朝、家族に『降ろして』と頼むのが申し訳なくて…」

「近所のスーパーに、一人で買い物に行きたい。歩行器だと買い物カゴが持てないから」

そうした切実な願い。日常の小さな、でも本人にとっては大きな目標。それに向けて、スタッフと一緒にプログラムを組んでいった。

徐々に彼女自身の目標に近づいていくのが実感され、壁などを伝って歩き、自分でできることはやってみようと前向きになったそうです。

最初の階段練習の日。彼女の足は震えていた。

「怖い…落ちたらどうしよう」

「大丈夫ですよ。私がしっかり支えています。一段ずつ、ゆっくりで」

スタッフの手が、しっかりと彼女の体を支える。一段。息を吸って。もう一段。

「降りられた…!」

たった二段。でも、彼女にとっては大きな一歩だった。涙が溢れた。嬉しくて、嬉しくて。

「次は三段、挑戦しましょうか」スタッフの言葉に、彼女は力強く頷いた。

リハビリの日が待ち遠しくなった。「今日は何ができるようになるだろう」とワクワクする。「次は、あれに挑戦してみたい」と自分から言えるようになった。

それは、病院での「やらされるリハビリ」とは、全く違う感覚だった。

彼女のようにリハビリを受けることに対してあまり積極的ではなかった方も、自費訪問リハビリを受けることで前向きになり、身体の機能が良くなっていく方がいらっしゃいます。

自費訪問リハビリと病院リハビリの違い|メリットを徹底比較

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「納得」がすべてを変える

自費訪問リハビリでは自分の納得する方法や日程·頻度でリハビリを受けられるメリットがあります。

納得。たった二文字の言葉。でも、これがどれほど重要か。

病院では「こうしてください」と指示される。なぜそうするのか、詳しい説明はない。時間がないから。

でも、自費訪問リハビリは違う。納得できないことがあれば、納得できるまで話し合える。「なぜ」「どうして」「本当に効果があるのか」すべての疑問に、スタッフは時間をかけて答えてくれる。

「この人は、私の話を聞いてくれる」 「この人は、私を急かさない」 「この人は、私を理解しようとしてくれている」

信頼関係。それが生まれた瞬間、リハビリは「やらされるもの」から「一緒に目指すもの」に変わる。

通院という見えない負担

病院でリハビリを受けるには、病院での診察を受けなければならないため、病院に行く手間や待つ時間がかかります。

朝6時起床。体が思うように動かない中での着替え。ボタン一つ留めるのに5分。家族を起こして、車を出してもらう。「ごめんね」と言いながら、申し訳なさで胸がいっぱい。

8時半、病院到着。受付で診察券を出す。待合室へ。座って待つ。9時。9時半。10時。やっと名前を呼ばれる。診察室へ。医師の診察5分。「では、リハビリ室へ」

また待つ。リハビリ室の前で待つ。10時半。やっと順番。でも、もう疲れている。

一回のリハビリの時間や回数が制限されている点も不便と感じる方がいらっしゃいます。20分のリハビリ。でも、ここまでに2時間。そして、これから帰宅の時間。

特に高齢の方や体が不自由な方にとって、この通院自体が大きな負担なのです。

自宅という安心の空間

それに対して自費訪問リハビリは業者と直接やり取りをして自宅に来てもらう日を調整できます。

通院不要。準備不要。待ち時間不要。スタッフが自宅に来てくれる。慣れた空間で、リラックスして。

一回の時間も病院ほどの制限はなく、頻度も自由に設定できます。60分でも、90分でも。週1回でも、週3回でも。体調や目標に合わせて、柔軟に。

「来週は体調が良さそうだから、週2回にしましょうか」 「今週は疲れているので、1回にしませんか」

そんな相談ができる。この自由度が、長く続けられる秘訣なのです。

あなただけの目標に向かって

医療的な心身機能回復の目標ではなく、ご自分の望む心身機能への目標をリハビリスタッフと一緒に考えられる点もご利用者様から支持されている点です。

  • 病院の目標:「歩行能力の向上」「ADLの改善」
  • あなたの目標:「孫の運動会に行きたい」「買い物に行きたい」「趣味の園芸を再開したい」

どちらが、あなたの心に響きますか?

目標によってはリハビリ期間が長くなる場合がありますが、リハビリに対して前向きになれなければ精神的なストレスとなります。彼女のように自費訪問リハビリでは、納得できない点は納得できるまで相談ができるため、不安を抱えたままリハビリをすることがなく、ストレスが軽減されます。

納得しているから、続けられる。自分の目標だから、頑張れる。そして、小さな成功を積み重ねるから、前を向ける。

実生活に直結するリハビリ

ご自宅でリハビリを受けられると日常生活動作の練習が実際の環境ででき、自宅でできる運動ができるのもメリットと言えるでしょう。

  • 病院のリハビリ室:平らで広い、理想的な環境
  • あなたの自宅:段差がある、廊下が狭い、現実の環境

病院で「階段が上れるようになりました」と言われても、自宅の階段は違う。高さが違う。手すりの位置が違う。そして、怖い。

自宅でのリハビリなら、実際の階段で練習できる。実際のトイレで練習できる。実際のキッチンで練習できる。これほど実践的なリハビリはありません。

よくある質問

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Q:脳梗塞のリハビリはいつから始めるべきですか?

A:発症後48時間以内に始めるのが望ましいとされています。早期開始で回復が良くなりますが、心の準備も大切です。無理せず、自分のペースで始めてください。

Q:入院中のリハビリと併用できますか?

A:はい、併用できます。保険リハビリに加えて、自費訪問リハビリで補完される方は多くいらっしゃいます。※病院の確認が必要です。

Q:どのくらいの頻度で受けられますか?

A:週1回から週3回程度が一般的ですが、ご自身の希望で自由に設定できます。体調や目標に合わせて柔軟に調整可能です。

Q:1回のリハビリ時間はどのくらいですか?

A:60分〜90分程度が一般的です。病院のような時間制限はなく、じっくり相談したい方に最適です。

Q:リハビリに積極的になれないのですが…

A:今回のように、最初は積極的でなくても大丈夫です。スタッフとの対話で疑問が解消され、前向きになられる方は多くいらっしゃいます。

Q:自分の目標を優先してもらえますか?

A:はい、ご自分の望む目標を最優先します。「階段を降りたい」「買い物に行きたい」など、具体的な生活目標に向けて一緒にプログラムを組みます。

Q:自宅でのリハビリで効果はありますか?

A:はい、十分に効果があります。実際の生活環境で練習できるため、より実践的です。

Q:病院のリハビリが合わなかったのですが…

A:自費訪問リハビリは時間や頻度の制約がなく、納得できるまで相談できます。病院のリハビリが合わなかった方にこそおすすめです。

最後に

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自費訪問リハビリは病院でのリハビリと違い、日程などの自由度が高く目標や運動プログラムに柔軟に対応してもらえる点がメリットです。

「あれ…手が動かない」朝の異変。救急車。脳梗塞の診断。そして、気づいたらリハビリが始まっている。心の準備もできていないのに。納得できないまま、ただ「やらされる」だけ。そんな経験をされた方は、少なくありません。

彼女も、そんな一人でした。「自分で運動を行いたい」という想いから、病院のリハビリには参加していませんでした。「私に合うリハビリは、どこに…」そう悩んでいたとき、友人が教えてくれたのが自費訪問リハビリでした。

「まず、お話を聞かせてください」スタッフの最初の言葉が、彼女の心を動かしました。家に来たリハビリスタッフと話しているうちに、疑問は解消していき、自分自身が納得してリハビリを行えるか、その点がメンタル的にも重要なことです。

その後は階段を降りることと、歩行器なしで歩きたいというご自分の目標を達成するため、自費訪問リハビリを利用。徐々に目標に近づいていくのが実感され、壁を伝って歩き、自分でできることはやってみようと前向きになりました。

「降りられた…!」たった二段の階段。でも、彼女にとっては大きな一歩でした。

彼女のようにリハビリを受けることに対してあまり積極的ではなかった方も、自費訪問リハビリを受けることで前向きになり、身体の機能が良くなっていく方がいらっしゃいます。

入院中のリハビリでは納得できない点があったり、頻度の調整をしたいと考えている方に自費訪問リハビリが向いています。

リハビリに対して不安や不満を抱えたままだとうまくいかないと感じてしまうでしょう。自費訪問リハビリでは自由な枠組みの中で、納得できるリハビリを受けられます。

「やらされるリハビリ」から「自分のリハビリ」へ。その変化が、あなたの人生を変えるかもしれません。

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