NEXTSTEPS リハビリお役立ちコラム 世田谷区のリハビリ施設は設備が充実?訪問などリハビリの選び方や強みを解説

世田谷区のリハビリ施設は設備が充実?訪問などリハビリの選び方や強みを解説

世田谷区のリハビリ施設は設備が充実?訪問などリハビリの選び方や強みを解説

東京都世田谷区のリハビリ施設事情をご存知でしょうか?世田谷区はリハビリ関連事業者数が増えつつあります。

区内から隣接区まで、広範囲の利用者をカバーできるほど事業者数が増え、施設内の設備や人材も充実。訪問リハビリを行っているリハビリテーション科も増えました。

なぜ世田谷区はここまでリハビリ施策が充実しているのでしょうか?また、世田谷区でリハビリを選ぶ際には何を重点的に見たら良いのでしょうか?

今回は、世田谷区のリハビリの選び方や強みを解説します。通所や入院と訪問で迷っている方はぜひ参考にしてください。

なぜ世田谷区?高齢者向けリハビリ施設が集まる理由と最新設備

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そもそもなぜ世田谷区のリハビリ事業者数が増えているのでしょうか?その理由は、大きく2つに分けられます。

理由1:東京都23区内で高齢化率上昇傾向に

世田谷区は東京都23区内で人口1位の区です。子育て世帯が多く移住しているのもあり、65歳以下の人口は約8割。都内でも高齢化率は低いように見えます。

しかし、元々住んでいた子育て世帯が転出せず住み続けているため、年々高齢者比率が上がりつつあります。日本全体の高齢化率からみても、約2割は65歳以上となるのは避けられなかったことでしょう。

増えていく高齢者に対するケアや福祉の充実は急務でした。そこで世田谷区は、高齢者見守りの取り組みを増やしています。また2020年には「世田谷区認知症とともに生きる希望条例」という認知症独自条例を施行しました。

理由2:地域包括支援センターが充実

人口が増えた要因として、子育て世帯へのサポートが充実している点も挙げられます。世田谷区では、28か所もの地域包括支援センターを運営しています。

地域包括支援センターは、子育て世帯と地域の高齢者・家族、また障害者や生活困窮者に対するサポートを行う施設です。介護予防ケアマネジメントも行っており、介護事業者に対するバトンタッチもスムーズになっています。

また、世田谷区の介護サービス事業所数は、令和4年度時点で約1100事業所にのぼっています。リハビリ科を置く病院は77件です。東京都人口2位の練馬区のリハビリ科は65件なので、かなり充実しているといえるでしょう。

世田谷区に集まる最新リハビリ設備とは?

リハビリ施設が地域に多いとなると、それぞれの症状に合わせた設備が重要です。特に通所・入院施設においては、最先端のリハビリ設備を揃えている施設も少なくありません。

例えば、世田谷記念病院のリハビリ科では最新のリハビリ機器が充実。起立・歩行訓練を行えるリフト式のウォーキングマシンや、Hondaアシストなどのロボットリハビリテーションも導入しています。

また、SOL整形外科スポーツクリニックでは、運動療法やスポーツ障害の解消を目的とした設備を揃えています。高齢者だけでなく、スポーツ復帰を目的とする若い方にも利用可能です。

このように、世田谷区のリハビリ施設は多岐に渡る目的や症状に合わせ、幅広い利用者の助けになる施設が多いという特徴があります。

参考:ケアニュース「世田谷区 2020年10月から認知症の独自条例を施行」

【通所・入院】通いやすい?世田谷区の最新リハビリ施設とは

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ここからは世田谷区のリハビリ施設の選び方について解説していきます。まずは通所施設や入院施設についてです。

入院施設は通所も対応している施設が多数

入院してリハビリできる病院では、通所・訪問共に対応可能な施設が多いです。また、入院・入居設備と通所が可能なリハビリテーションセンターもあるため、比較的選択肢が多いといえます。

世田谷区のリハビリ施設の大きな特徴としては、病院以外でも規模の大きなリハビリテーションセンターが複数あるという点です。

例えば、東京リハビリテーションセンター世田谷は高齢者だけでなく、障害者・障害児にも対応したリハビリ複合施設です。通所・訪問・ショートステイといった幅広いリハビリに対応しています。

【強み】分布がまんべんない&探しやすい

世田谷区の入院・通所リハビリ施設の強みとしては、区内の施設分布がまんべんないという点です。

駅に近い施設もあれば駅から距離のある施設もあり、自宅の位置からみて近い施設を選ぶということも可能でしょう。

また、世田谷区のホームページから目的に合わせた施設を探すことも可能です。探しやすさや信頼性という点ではかなりポイントが高いといえます。

【選び方】数が多いので通いやすい施設が◎

世田谷区でリハビリ施設を選ぶなら、事業者数が多いため通いやすい施設を選ぶとよいでしょう。

通所施設を選ぶのであれば、

  • 徒歩で通所が可能…近場の施設(徒歩10分前後)
  • 徒歩で通所が困難…送迎が前提の区内施設

上記のように、利用者が徒歩通所可能かどうかで判断できます。

また、入院施設の場合は以下の条件に当てはまる施設が適しているといえます。

  • ご家族の面会がしやすい立地
  • リハビリ目的に合わせた設備がある施設
  • 土日祝もリハビリができる施設

これらの条件に当てはまる施設であれば、入院期間をフル活用してリハビリできるでしょう。

参考:世田谷区「通い、入所などの施設」

【訪問】世田谷区の訪問リハビリはきめ細やかさがポイント

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次に解説するのは、世田谷区の訪問リハビリの選び方についてです。

訪問専門業者だけでなく病院からの取り組みも

訪問リハビリの事業者には3種類あります。

  1. 訪問リハビリ専門事業者
  2. リハビリ科病院の訪問リハビリ部門
  3. 複合リハビリ施設の訪問リハビリ部門

世田谷区では上記の3種類すべての事業者が揃っているため、目的に合わせて選べます。

リハビリ科病院や複合リハビリ施設の訪問リハビリは、入院や通所から切り替えることができます。同じ施設からの訪問であれば、利用者の状況・状態の情報共有がスムーズです。

【強み】カバー範囲の広さ&住宅指導もOK

さらに世田谷区の訪問リハビリはカバー範囲の広さも強みになっています。また、住宅指導専門の事業者もいるため、バリアフリー化を考えている世帯も安心です。

介助者への指導や支援が可能な事業者も多いため、ご家族の助けにもなるでしょう。自分達の目的や生活改善に合わせた事業者を選べます。

【選び方】主治医のいる病院からがベスト

訪問リハビリを選ぶ方は、やむを得ない事情で通所ができない方が多く、中には症状が重い方もいます。

基本的には主治医がいる病院から訪問リハビリを受けるのがベストです。ただし、中には訪問リハビリに対応していない病院もあります。

その場合は主治医とケアマネジャーと連携をしっかり取ってくれる我々のような事業者を選びましょう。連携を取ってくれるのはケアマネージャーです。医師・ケアマネ・訪問リハビリの3者連携が取れるきめ細やかな事業者を選びたいですね。

まとめ

東京都世田谷区は人口1位で、高齢化率も上がりつつあります。そのため、世田谷区ではリハビリ事業所数が増えてきました。

リハビリといっても、高齢者向けだけでなくスポーツ障害からの復帰を目指す若い方向けの施設もあります。最新リハビリ設備を揃えている施設は、区外から利用する方もいるほど。

様々な目的・用途や世代の違う利用者など、幅広いリハビリ施設があるというのはありがたいですね。こういった福祉施設の充実性という点も、世田谷区が人口第一位の区である理由の一つかもしれません。

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