退院後の体力回復を加速させる!自費リハビリと効果的な過ごし方
2023.01.31
退院後の体力回復の期間をどう過ごせばいいのか…こんな悩みをお持ちではありませんか?
病院での治療後はどうなるのか、退院後はどんな生活をするのか、調べてみてもわからないという方もいるでしょう。
そこで今回は退院後の体力回復の期間の過ごし方や、効果的とされる自費リハビリについてもご紹介していきます。
目次
退院後の体力回復の期間とは?病気になるとどんな期間を過ごすの?
退院後の体力回復の期間とは何を指すのでしょうか。病気になってからの期間の違いをご紹介します。
病気になり始めで変化が激しい急性期
急性期とは病気になり始めの時期を指しています。この時期は病気・怪我などによる症状が変化し、その変化のスピードも早いのが特徴です。そのため患者様の負荷も大きく、身体的にきつい時期でもありますね。
そのため病院は患者様の容体をこまめに確認して、その変化に対応できるように準備しておきます。容体が悪化した際もすぐに対策を講じるため、24時間体制で運営される急患対応の病院が急性期のイメージとして間違いないでしょう。
リハビリを行って回復を目指す回復期
回復期は急性期における治療を受けて、急激な変化を乗り越えた後の段階です。ここでは病気からの復帰を図るため、体全体を回復に向けて整える段階になります。いわゆるリハビリを行う段階です。
いち早く社会復帰を目指すため、心身のケアを行っていくことが重要です。大きな怪我や突然の病気は社会復帰への大きな障壁であり、患者様自身が不安に感じている部分でもあるため、しっかりとケアするプログラムを組んで対策を行います。
病状が安定して長期治療をする慢性期
慢性期とは長期的な治療を行う時期です。生活期と呼ぶ場合もあります。病気や怪我の再発防止を目標にさまざまな治療を行う期間です。治療が長引くことによるストレスや不安を取り除くことも求められています。
病状が比較的安定している場合が多いですが、ここでは入退院を繰り返す患者様もいるため、一人一人に向き合った治療の方策を確立することが求められます。他の期間に比べて高齢者が多いのも特徴です。
退院後の体力回復の期間でも注意が必要!様々なリスクをケアしよう
退院後の体力回復の期間にはさまざまなリスクがあります。急性期を脱した後に注意すべき点を押さえておきましょう。
退院直後は環境の変化に体が混乱する
病状が安定しはじめた後であっても退院直後は体力が低下しており、入院前の生活習慣が行えないギャップに患者様が苦しむケースが少なくありません。
また急激な変化に苦しむ時期を脱したとはいえ、まだまだ合併症のリスクもあるなど体は本調子ではありません。病気をする以前の生活にいち早く戻すためのリハビリを行っていくことが重要です。
退院前から退院後の生活を予測しよう
この回復期から退院後の生活を考えるのではなく、急性期から対策をしておくことが重要です。退院後の生活をスムーズに行えるように、病院側は細かな情報をやりとりして社会復帰をサポートします。
急性期は命の危険がある患者様やケガの程度が重い患者様が大半なため、回復期に移行した際には継続したリハビリを行ない、高いクオリティの生活を実現できるような支援が欠かせません。そこで注目されているのが自費リハビリです。
退院後の体力回復の期間に自費リハビリが効果的な理由はズバリ〇〇
退院後の体力回復の期間には自費リハビリが効果的です。その理由をご紹介します。
従来のリハビリでは制限も多い
従来のリハビリでは保険適用内での時間・頻度が大きく制限されます。けがをした日あるいは手術した日から150日で医療は終了扱いになり、その後は全額自分で負担をするか、もしくは介護保険でリハビリを受けることになっています。
この規制の除外対象となるには厚労省が認めた患者であるか、状態の改善が期待できると医学的に判断される患者である必要があります。誰もが効果的なリハビリを受けたいと考えますが、納得できるプログラムを組めない場合があるのです。
自費リハビリならば面倒な制限なし
初めから自費リハビリを選択していれば、時間や頻度に制限されることはありません。もちろん外来リハビリ・訪問リハビリなど従来のリハビリと併用できます。短期的に改善を希望する場合に選択すると良いでしょう。
回復期病院では1日最大180分のリハビリを受けることができますが、退院すると週に数回もしくは数時間のリハビリになるケースも。安定したリハビリを受けるために対策を講じておきましょう。
退院直後でなくとも受けられる
また長期的にみても自費リハビリはメリットがあります。通常のリハビリでは退院直後でないとリハビリをしてくれる場所が見つからない、というケースも少なくありません。退院から数か月または数年経過していても、自費リハビリならば受けられます。
頻度は少なくとも長期でリハビリを受けておきたい場合や、リハビリを受けたいけどその場所がないという場合には自費リハビリを選択しましょう。
まとめ
今回は退院後の体力回復の期間の過ごし方や自費リハビリの効果についてご紹介しました。大切な患者様がいち早く社会復帰できるように、各施設は迅速な対応を心がけています。
退院後の生活が安定しつつクオリティの高いものに変化していくには、効果的なリハビリが欠かせません。どのようなプログラムで体力回復を目指すのか、ぜひこの記事を参考に考えてみてください。