【股関節リハビリ】70代男性股関節骨折の術後に趣味のゴルフを楽しめるようになった
2022.09.22
股関節骨折は、太ももの付け根にある大腿骨の骨頭や頸部の骨折です。骨粗しょう症や高齢者の場合、軽い転倒でも起きてしまうことがよくあります。骨折後は長時間安静に過ごすと寝たきりなどのリスクが高くなるため、早期リハビリを開始することが望ましいとされています。
股関節骨折の術後は、痛みや関節が自由に動かないなどの後遺症が残ることも少なくありません。この70代男性も、術後に歩くときのふらつきなどの悩みを抱えていました。
「趣味のゴルフができなくなるのでは…」
「リハビリを続ける自信がない」
など、不安が大きかったといいます。しかし、自費訪問をはじめたことで、大好きだった趣味のゴルフを楽しめるようになるまで回復しました。
股関節骨折の手術後におこなうリハビリとよくある後遺症
軽い股関節骨折なら手術で修復をしますが、重度の場合は人工股関節を置換するなどの処置が必要なこともあります。どちらにせよ術後は、早急に歩行ができるようにするため、通常1〜2日でリハビリが開始されます。2〜4週間後には退院できることが多いですが、その後も2〜3ヶ月間はリハビリ通院が必要です。
しかし、関節の痛みや歩行時のふらつきなどの後遺症で悩む人も少なくありません。股関節付近の筋力の低下によって関節が自由に動かなかったり、患部をかばうためバランス能力も悪くなったりするからです。
股関節骨折の70代男性が自費訪問リハビリをはじめた理由
この股関節骨折をした70代の男性も、歩くときのふらつきに悩んでいました。また、それ以上に、大好きなゴルフができなくなってしまったことが辛かったといいます。そんなときに自費訪問リハビリの存在を知りました。
歩行練習のリハビリだけでなく、日常生活の動作指導やスポーツにおける体の動かし方の指導など、リハビリ項目が多かったことが決め手になりました。「またゴルフを楽しみたい」という前向きな目標に向けてリハビリを開始しました。
リハビリは回復の状態に合わせて適切な頻度でおこなうことが望ましいですが、モチベーションを保つことはそう簡単ではありません。この男性も、ときにリハビリに対する意識の低下を経験しました。しかし、その都度自分の気持ちを理解してもらい、ちょうどよい頻度を提案してもらうことができたといいます。
自費訪問リハビリでゴルフに必要な体の軸も作ることにも成功
骨折などの手術を終えてから自費訪問リハビリを利用するメリットは、筋力低下部位の増強や起立・着差から歩行の練習ができることです。日常的な動作をスムーズにすることで、転倒のリスクの回避になりますし、継続していくことで運動の習慣が身につきます。
弊社のリハビリ項目のなかには、これらの基本的な指導のほか、スポーツ特有の体の動きに役立つバランス練習もおこなっています。70歳男性は、インナーマッスルの強化や骨軸・体軸の修正などの訓練を通して、ゴルフに必要なバランス能力と体の軸を作ることにも成功しました。
「なにをしたいのか、どうなりたいのか」、リハビリに取り組むための目標設定を、まずは患者さまと一緒に考えていくことが大切だと考えています。それぞれの目標達成にむけて、オーダーメイドのリハビリプログラムをご提案します。
まとめ
股関節骨折は、骨粗しょう症や高齢者が転倒することで起こりやすいケガのひとつです。また、術後の早期リハビリがうまくいかず、体動困難となり床ずれや肺炎など、生命にかかわる合併症を引き起こす可能性もあります。
このようなリスクを避けるためには、リハビリの目標をしっかりとたてて、自分にあったリハビリを適切な頻度でおこなうことが大切です。弊社の自費訪問リハビリでは、患者さまの気持ちに寄り添い、目標を達成するお手伝いをさせていただきます。まずは、無料相談で現在のお悩みをお聞かせくださいませ。