NEXTSTEPS リハビリお役立ちコラム 脳梗塞予防に効果的な食事方法 | 食べてはいけないものリスト

脳梗塞予防に効果的な食事方法 | 食べてはいけないものリスト

脳梗塞予防に効果的な食事方法 | 食べてはいけないものリスト

脳梗塞は生活習慣が大きく関係していると言われています。脳梗塞は一度発症してしまうと、脳に大きなダメージを与えるので、予防することが大切です。脳梗塞の原因となる食べてはいけないものが一覧できたら便利ですよね。

脳梗塞の予防のために食べてはいけないもの、予防できるものを一覧できれば、今後の食生活の参考にすることができます。

今回は脳梗塞と「食」との関係性に着目し、予防するために何ができるか解説していきます。また、脳梗塞の予防に食べてはいけないものの他に、予防となる食べ物の一覧をご紹介します。

脳梗塞を「食」から予防しよう!脳梗塞の原因や遺伝の関係性

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脳梗塞の食べてはいけないものや予防食品一覧を確認する前に、まずは脳梗塞の原因や遺伝の関係性について解説します。

脳梗塞の原因からどのように予防すればよいか考えていきましょう。

脳梗塞の症状や原因

脳梗塞は脳血管の動脈硬化や血栓ができることで発症します。この動脈硬化や血栓ができる危険因子が高血圧や糖尿病、肥満などの生活習慣病や喫煙や飲酒習慣と考えられています。

脳梗塞は発症すると、片麻痺やめまい、ふらつき、呂律が回らないなどの症状があらわれます。脳梗塞は一度発症すると、後遺症が残ったり、再発したりする可能性が高い病気です。

脳梗塞を発症しないために予防することが最善策といえます。

脳梗塞と遺伝の関係性

脳梗塞の原因は加齢や生活習慣の他に、遺伝的要因も関わっていることが明らかになっています。脳梗塞でよく見られる遺伝的要因に下記のものがあげられます。

・年齢、性別

・人種

・家族歴

・高血圧

・糖尿病

・肥満

・過凝固状態

加齢に伴い脳梗塞のリスクは高まるほかに、経口避妊薬やホルモン補充療法を使用している女性はリスクが高くなる傾向があります。

また、親や家族が脳梗塞を発症している場合は、発症していない人よりも2倍以上発症リスクが高くなると言われています。

肥満や脱水症状から脳梗塞につながる?

内臓脂肪が蓄積すると、脂肪細胞から血栓を引き起こすPAI-1という物質が分泌され脳梗塞の要因となることがあきらかになっています。また、肥満によって引き起こされる脂質異常症や高血圧も動脈硬化の危険因子です。

さらに水分不足は血流が滞り血栓ができやすいと言われています。水を飲む習慣があまりない方はこまめに水分補給をする習慣をつけましょう。水や麦茶など利尿作用が少ない飲料がおすすめです。

参考:J-stage「PAI-1と生活習慣病」

  脳梗塞は遺伝するのか!?

脳梗塞予防!まず予防になる食べ物を日常生活に取り入れよう

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脳梗塞の予防には食生活もとても重要です。脳梗塞予防に食べてはいけないものを知る前に予防になる食べ物を一覧でご紹介します。

海藻類|食物繊維で身体の中を整える

わかめやひじきなどの海藻類は水溶性の食物繊維やミネラル、カリウムが豊富に含まれています。食物繊維やミネラル、カリウムは血圧の安定に役立ちます。

青魚|不飽和脂肪酸の効果

魚の中でもサバ、イワシ、アジなどの青魚にはDHAやEPAと呼ばれる不飽和脂肪酸が含まれています。不飽和脂肪酸はコレステロールや中性脂肪の低下や血栓を防ぐ働きがあります。

オリーブオイル|動脈硬化の予防に?

オリーブオイルはオレイン酸という脂肪酸が多く含まれています。オレイン酸は悪玉コレステロール値を下げる働きがあり、動脈硬化の予防が期待できます。

緑黄色野菜|活性酸素を除去

緑黄色野菜に含まれるβーカロテンやビタミンCには抗酸化作用があります。抗酸化作用には活性酸素を除去する働きがあり、悪玉コレステロールの酸化を防ぐことで動脈硬化を予防します。

果物|フラボノイドの効果

果物に多く含まれるポリフェノールの一種であるフラボノイドは抗酸化作用や炎症作用があります。血栓防止や血圧値を下げる効果が期待できます。フラボノイドを多く含む果物はいちご、柑橘類、りんご、ぶどうなどです。

大豆|女性におすすめ

大豆に含まれるイソフラボンには血中コレステロールや血圧、血糖耐性を改善するといわれています。特に閉経で血中エストロゲン濃度が低下した女性は積極的に大豆食品を摂ることで脳梗塞の予防ができる可能性があるとされています。

一汁三菜|バランス良くが大切

毎日の食事をバランス良くとることが何よりも大切です。一汁三菜を心がけ、たくさんの食材を使用することでタンパク質やビタミン、ミネラルなどを効率的に摂取できます。

NGな食生活!脳梗塞を引き起こしやすい食べてはいけないもの

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脳梗塞のリスクを高める毎日食べてはいけない危険な食生活を一覧で紹介します。脳梗塞の危険因子である生活習慣病の予防にもなるので確認しましょう。

塩分や過度な糖質を避けましょう

塩蔵品、加工食品、糖質の過剰摂取は高血圧や血糖値の上昇を引き起こし、脳梗塞のリスクを高めます。具体的にどんな食生活が危険か以下を参照にしてください。

<塩分や糖質の過剰摂取の危険な食生活一覧>

頻繁にラーメンを食べる

毎日おやつに甘いお菓子を食べる

毎日外食やコンビニ弁当を食べる

飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の摂取に注意!

飽和脂肪酸やトランス脂肪酸は、コレステロール値を上昇させ、脳梗塞の原因である動脈硬化を引き起こす可能性があります。特にトランス脂肪酸は体内でエネルギーとして利用されにくいので、過剰摂取しないようにしましょう。

<飽和脂肪酸やトランス脂肪酸摂取の危険な食生活一覧>

菓子パンをよく食べる

インスタント食品をよく食べる

揚げ物を毎日食べる

参考:脳梗塞リハビリセンター「【リハセンナレッジ】脳卒中後、食事をどう変える?」

脳梗塞|食べてはいけないものは?一覧・まとめ

以上のことを踏まえて脳梗塞で食べてはいけないもの一覧をまとめました。

<脳梗塞で食べてはいけないもの一覧>

・高脂肪食品…スナック菓子やファーストフード

・糖分が多い食品…ケーキ、ドーナツ、ジュース

・塩分濃度が高い食品…インスタント食品やラーメン

他にもアルコールやカフェインの過剰摂取も血管にダメージを与える可能性があるため、適度な摂取を心がけましょう。

脳梗塞の予防のために、食べてはいけない食品や予防できる食品の一覧を参考にしてください。

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