【股関節リハビリ】目的を持ったリハビリで右股関節の痛みを軽快できた60代男性
2022.09.14
年齢を重ねると、身体の痛みや不調が顕著に現れてくるでしょう。その中でも足や腰は、不調が出やすい部分だといわれています。痛みに対してなんとなくのストレッチや気付かないうちに間違ったケアを続けてしまうと、症状の悪化に繋がってしまいます。高齢になるほど回復が難しくなってしまうので注意が必要です。
右股関節の痛みを抱えていた60代男性は、訪問リハビリでシッカリした目的を作れたことで、痛みの軽快に繋がるケアができるようになりました。
目次
年齢とともに変わる身体の疲労…50代と60代の違いは?
日頃からスポーツをしている人は健康なイメージがありますよね。運動習慣は健康維持に欠かせませんが、運動後の正しいストレッチやケアもとても重要です。また、年代で身体に蓄積される疲労感や負担も変わります。高齢に近づくほど自分の身体としっかり向き合う必要があるでしょう。
50代は、加齢により体力や筋力が低下し、腰痛や肩こりなどの身体の衰えを感じやすい時期です。今までの生活習慣のつけがまわってくる年代でもありますが、身体機能の低下をゆるやかにするためにも、日頃から意識的に体力づくりをしておくと疲労対策ができます。
それにくらべて60代は、何気ない日常生活の中でも身体の衰えを感じる場面が増えてくるでしょう。仕事をリタイヤして生活リズムが変わり、体調を崩しやすくなる人もいます。60代は、今までより自分自身に費やせる時間が増えているのではないでしょうか。自分の身体の症状に向き合って必要なケアをすれば、健康体を手に入れることができます。
目的を持ったことで効果を実感【右股関節の痛み60代男性の声】
60代の男性Aさんの趣味は、週3〜4日のランニング。50代のころは翌日に治っていた右股関節の痛みが、60代になって翌日まで続くようになり、階段の上り下りまできつくなっていきました。
病院で筋肉の張りだろうといわれますが、「いつか走れなくなるのでは」と不安がよぎります。自分でエクササイズをするものの効果はわからず…。良い方法を求め、自費訪問リハビリを開始しました。
はじめは「ランニングが続けられれば」という気持ちでした。スタッフからランニングの理由や好きな点などを聞かれるうちに、若いときにマラソンで体験した走り終える達成感を思い出します。
そして、数回参加したことのある丹沢湖マラソンに挑戦したいと感じました。Aさんの目標は「半年後に丹沢湖マラソンに参加すること」に変わります。
きついリハビリを毎日頑張れたのは、目的ができたことと自宅で実践できる内容だったからでした。次第に日常生活での問題は減り、3ヶ月後には、走り疲れで張りを感じることはあっても自分で解消できるように。しっかり目的を決めて努力できたことで、驚くほどの効果を実感しています。
リハビリに対する意識とチャレンジ精神まで高められる目標づくり
リハビリの目的は人それぞれ違います。「走れるようになれれば」「痛みがなくなれば」という目的でも、「なぜ走りたいのか」「痛みがなくなれば何がしたいのか」など理由まで明確にできる人は少ないでしょう。
自費訪問リハビリは、利用者さまの目的をより細かく分析し、自分が何に対して努力しているのかしっかり理解した上でスタートさせます。
Aさんのように走り続けたいという明確な目的がある人でも、諦めていたやりたかったことや忘れていた目標を引き出すこともできます。チャレンジ精神を高めることは、掲げた目標に対して高いモチベーションを保ちながらリハビリできる糧になりますよね。
まとめ
年齢を重ねるほど身体の不調は増え、今までできていたことができなくなるのでは、と不安になることもあるでしょう。自分の年代や身体に合わせたリハビリが重要ですが、向上心を持ちながら行うことも大切です。自分の目的に向かって取り組むことで高い効果を実感できます。
自費訪問リハビリでは、丁寧で細かいカウンセリングによって利用者様が満足できる目的を引き出した上でサポートさせていただきます。