【脳卒中リハビリ】小脳出血後のリハビリで外出に自信がついた小脳出血後の60代男性
2022.09.04
脳出血後は体の運動機能などに後遺症を抱える方が多いですが、小脳出血の場合は動くときのふらつきなどでリハビリに通うのが辛い方がいらっしゃいます。
自費訪問リハビリは自宅まで専門スタッフが伺うため、動作に不安がある方でも安心して利用できます。利用者様の体や生活の中の目標に対して個別で対応しております。今回は小脳出血後の60代男性の例を通して、目標を持ってリハビリをする大切さをご紹介します。
目次
小脳出血はリハビリに通うのが辛い…病態やリハビリの実態とは
小脳はバランス感覚や運動の強さなどを司る役割を持ちます。そのため、小脳出血などで小脳が障害されると動作をするときにふらつき、めまいなどが現れる後遺症を抱える方が多いです。めまいにより、吐き気を訴える方もいます。
通常は小脳の出血が止まり、状態が安定したあとすぐにリハビリを開始します。小脳出血の場合のリハビリ期間は最大で180日です。退院後は通所や訪問リハビリを使用するのが一般的です。
しかし、ふらつきなどにより動作が不安定になるため、リハビリに通うのが辛い方も多いです。訪問リハビリも介護保険のサービスを利用するものだと、利用するための手続きが必要です。
自費訪問リハビリはご自宅まで専門スタッフが伺うため、移動をする必要がありません。利用の手続きも簡単なのでリハビリ開始までに煩わしい手続きがないのがメリットです。
【体験談】自費訪問リハビリで自分の体の状態や目標が深まった
60代男性のAさんは、小脳出血を患った後、歩行に自信がなくなったため、移動はタクシーを利用していました。
「この生活が続くのか」
「今よりも悪くなるのではないか」
と心配になり、リハビリの利用を検討していました。スタッフが家まで来てくれて、リハビリの時間が自由に設定できると考えて、自費訪問リハビリを開始しました。
歩行練習をやりたいと思っていたAさんでしたが、スタッフと最初に行ったのはリハビリの目標設定でした。
「前の生活のように戻って歩いて楽しく生活したい」
Aさんの歩きたいと思ってた背景には、「楽しく生活したい」思いがあったのです。生活上の目標を設定すると、スタッフからバランスが崩れやすい動きや筋肉のバランス、動きやすい方法などを教わり、
「自分の考え方を変えなければ」
と思ったようです。リハビリスタッフから具体的で段階的な目標の提示があったため、1つずつ解決できるようにAさんはリハビリを継続しました。
その結果、杖を使いながらの動作に自信が持てるようになり、外出ができるようになりました。
自費訪問リハビリは利用者様の体と心の両方にアプローチします
リハビリというと歩行練習やセラピストが足を動かすなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。もちろん、実際に体にアプローチする方法でも効果はでます。しかし、リハビリの効果を最大限に引き出すには利用者様自身がやりたいことに焦点を当てる必要があります。生活の目標を立てると、リハビリを続けるモチベーションが生まれるためです。
Aさんのように問題点や目標にご自分で気づけると、目標達成の近道となります。弊社の自費訪問リハビリでは目標が達成されて、少しずつ日常生活でできる動作が増えるようにサポートをさせていただきます。移動が難しい小脳出血後の方でも自宅まで伺いますので、安心してご利用くださいませ。
まとめ
60代男性のAさんは歩けるようになりたいという思いから自費訪問リハビリを開始しました。自分の体の理解を深めたり、目標が明確になったことで、意欲的にリハビリを継続でき、外出ができるようになりました。
自費訪問リハビリでは、体と心の両方にアプローチするため、モチベーションを維持しやすく、体の機能も向上しやすいです。個別での目標設定やリハビリが可能ですので、お気軽にご相談ください。