Q.
リハビリで通所等でのマシントレーニング・筋トレはどう考えますか?
リハビリでの通所等でのマシントレーニングや筋トレは、患者さんの身体機能の改善や維持に有効な方法の一つと捉えています。
具体的には、筋力や筋持久力の向上、関節可動域の拡大、姿勢の改善などが期待できます。特に、下肢筋トレは歩行や移動に必要な筋力を増強することができ、高齢者やリハビリを必要とする患者さんにとっては非常に有効です。
ただし、マシントレーニングや筋トレを行う際には、個々の患者さんの状態や能力に合わせた適切な負荷やトレーニング内容を設定することが重要です。また、運動中の痛みや不快感などを適切に把握し、運動の中止や修正を行うことが必要です。
さらに、マシントレーニングや筋トレだけでなく、他の種目や方法も組み合わせてトレーニングプログラムを設定することが望ましいです。例えば、有酸素運動やバランス運動などを取り入れることで、より総合的な効果が期待できます。
つまり、通所等でのマシントレーニングや筋トレは、患者さんの身体機能改善に有効な方法の一つであることは確かですが、適切な負荷やトレーニング内容を設定し、個々の患者さんに合わせたプログラムを設計することが重要です。
マシントレーニングや筋トレを行うことで大きなアウターの筋肉は簡単につきますが、燃費の良い動きで使える筋肉なのかは定かではありません。人に見せる筋力ではなく、動き易くなる内容の筋持久力のトレーニングが必要です。もちろん見栄えを良くしたいというご利用者のニーズにも幅広く対応させていただきますが、目的に応じたトレーニングなのかが重要です。