よくあるご質問

NEXTSTEPSよくあるご質問封入体筋炎の嚥下障害に対するリハビリでは、どのような訓練が行われますか?また、食事の工夫として何が推奨されますか?

Q.

封入体筋炎の嚥下障害に対するリハビリでは、どのような訓練が行われますか?また、食事の工夫として何が推奨されますか?

封入体筋炎の進行に伴い、多くの患者さんに嚥下障害が見られます。嚥下障害への適切な対応は、誤嚥性肺炎や窒息の予防において重要な役割を果たします。ここでは、嚥下障害に対するリハビリで行われる訓練と、食事の工夫についてご説明します。


嚥下障害に対するリハビリでは、口腔や舌、喉の筋力を維持・強化するための訓練が行われます。具体的には、以下のような訓練が挙げられます。

  1. 舌の運動訓練:舌を前後左右に動かしたり、上顎に押し付けたりする運動を行います。これにより、舌の筋力と可動性を維持・改善することができます。
  2. 頬の筋力訓練:頬を膨らませたり、吸い込んだりする運動を行います。これにより、頬の筋力を維持・強化し、食べ物を口の中で操作する能力を改善することができます。
  3. 喉の筋力訓練:声を出す訓練や、のどを意識的に上下に動かす訓練を行います。これにより、喉頭の筋力を維持・強化し、誤嚥のリスクを減らすことができます。
  4. 嚥下訓練:少量の水やとろみをつけた食品を用いて、意識的に嚥下する訓練を行います。これにより、安全に飲み込む技術を身につけることができます。


これらの訓練は、言語聴覚士を中心に行われます。定期的な評価を行いながら、患者さんの状態に合わせた訓練プログラムを作成し、継続的に実施することが重要です。


また、嚥下障害がある場合、食事の工夫も必要です。以下のような点に留意することが推奨されます。

  1. 食事の形態:固いものや口の中で散らばりやすいものは避け、柔らかく、まとまりやすい食事を選びます。必要に応じて、ペースト状やゼリー状の食事を取り入れることも効果的です。
  2. 食事の量:一口量を小さくし、ゆっくりと食べることを心がけます。また、食事の途中で何度も飲み込むことで、食べ物が喉に残らないようにします。
  3. 姿勢:食事の際は、できるだけ垂直に近い姿勢を保つことが重要です。これにより、食べ物が気管に入りにくくなります。
  4. 食事環境:食事に集中できる環境を作ることが大切です。テレビを消すなど、雑音を最小限に抑えることで、食事に集中しやすくなります。


これらの工夫は、患者さんだけでなく、ご家族の方も一緒に取り組むことが効果的です。食事の準備や介助など、日常的なサポートが患者さんの安全な食事につながります。


嚥下障害は、患者さんのQOLに大きな影響を与えます。適切なリハビリと食事の工夫を継続的に行うことで、嚥下機能の維持・改善を図り、安全で楽しい食事を続けることができます。ご家族の方も、患者さんの状態を理解し、サポートすることが何より重要です。

一覧へ戻る

ネクストステップスの特長

POINT01

POINT01

自分と向き合い
達成するための目標を設定

初めてでも大丈夫。自分と向き合う時間を私たちが一緒につくり「何をしたいのか、どうなりたいのか」という目的、それに対する目標設定をすることでリハビリに取り組む上での意識を高くします。ご遠慮なくお申し付けください。

自分と向き合い達成するための目的を設定
全て完全オーダーメードの細かなプランニング

POINT02

POINT02

全て完全オーダーメードの
細かなプランニング

個々の目的に合わせたオリジナルのリハビリプログラムをプランニングして提供します。質の高いリハビリというのは、知識や技術があるだけではなく、いかにして利用者様の目的を達成するために寄り添い、“多くの選択肢を与えること”ができるのかを、自信を持って提供します。

POINT03

POINT03

手技や機器に頼らず自分でやる
リハビリを提供

目的・目標を達成するためには、自ら取り組むことが必要です。リハビリに頼るのではなく自分自身が本気になり取り組んでいくことで、目的を達成することを感じていただき、改善するためのお手伝いをいたします。

手技や機器に頼らず自分でやるリハビリを提供

ご相談・お問い合わせ

初めてでも大丈夫です。
改善の一歩は無料体験から始まります。

お電話はこちらから

03-6869-0323

[受付時間]9:00~18:00(土日祝を除く)

×

体験プログラム 0

改善の一歩は無料体験から始まります

×

受付中

あなたの症状、お悩みをお聞かせください

[受付時間]平日9:00~18:00