Q.
リハビリで2週間運動しないとどうなりますか?
リハビリで2週間運動しないと、筋力や筋肉量の低下、関節の可動域制限、体力・持久力の低下、循環機能の低下、精神的な影響、リハビリテーションの効果低下などの影響が出る可能性があります。
リハビリで2週間運動しないと、以下のような影響が出る可能性があります。
筋力・筋肉量の低下
- 運動をしないと、筋肉は徐々に分解されてしまいます。
- 2週間運動しないと、筋力が若者で28%、高齢者で23%低下すると言われています。
- 筋肉量が減ると、転倒リスクや骨折リスクが高まる
関節の可動域制限
- 関節を動かさないでいると、関節周りの組織が硬くなり、可動域が狭くなります。
- 可動域が狭くなると、日常生活動作が困難になる
体力・持久力の低下
- 運動をしないと、心肺機能も低下します。
- 体力・持久力が低下すると、疲れやすくなったり、息切れしやすくなったりする
循環機能の低下
- 運動不足は、血行不良やむくみなどの原因にもなります。
- 循環機能が低下すると、体の隅々にまで酸素や栄養素が行き渡らなくなり、回復が遅くなる
精神的な影響
- 運動不足は、ストレスや不安、うつ状態などの原因にもなります。
リハビリテーションの効果低下
- せっかくリハビリで頑張っていても、運動を中断すると、せっかくの効果が台無しになる可能性があります。
リハビリを2週間中断する必要がある場合
- どうしてもリハビリを2週間中断する必要がある場合は、医師や理学療法士に相談しましょう。
- 自宅でできる運動やストレッチなどを教えてもらうことで、筋力や関節の可動域を維持することができます。
2週間以上の運動休止は避け、リハビリを継続することが大切です。
リハビリを中断する必要がある場合は、医師や理学療法士に相談しましょう。