Q.
寝たきりで発症からの期間が数年以上経過しているのですが、改善は見込めるのでしょうか?
寝たきりの状態であっても、適切なリハビリテーションを受けることで、機能の改善や維持が期待できます。ただし、発症からの期間が数年以上経過している場合、改善には時間がかかる場合があります。
身体の損傷後、早期のリハビリテーションが効果的であると一般に考えられています。しかし、発症から数年が経過した場合、脳機能の完全な回復は困難とされる研究もあります。
それでも、適切なリハビリテーションを通じて、機能の向上や維持が可能です。たとえ長期間寝たきりの状態であっても、筋力強化、関節の動きの訓練、座る・立つ動作の訓練、移動訓練、バランス訓練など、必要なトレーニングを行うことで改善が見込めます。
リハビリテーションは継続的な努力が求められ、時間を要することもありますが、寝たきりの状態であっても、適切なリハビリテーションにより機能の改善や維持が期待できるのです。