Q.
slr(下肢伸展挙上)リハビリとは?
SLRリハビリは、片足を伸ばした状態で行う膝の可動域を改善するための理学療法の一種です。”SLR”とは、Straight Leg Raise(直脚挙上)の略です。
このリハビリ法は、腰痛や膝の痛み、足首の捻挫、下肢の筋力低下などで機能障害が起こっている場合によく使用されます。仰向けに寝た状態で、片足を伸ばした状態から膝を伸ばし、上げる動作を行います。この動作により、大腿四頭筋や腸腰筋、腹筋などの筋肉が強化され、膝の可動域が改善されます。
SLRリハビリは、個々の症状や状態に応じて調整されます。治療の目標は、患者の症状を軽減し、正常な生活を取り戻すことです。リハビリテーションの進行に従って、より複雑なエクササイズが追加され、患者の筋力や柔軟性が向上するようになります。