リハビリテーションは、ケガや病気による身体的損傷や機能の回復を促すために行われる治療プロセスであり、その回数は多くの要因に影響されます。
例えば、リハビリテーションの目的が、運動能力や筋力を向上させることであれば、数回のセッションで効果を実感できることがあります。しかし、脳卒中などのより重度の場合は、数ヶ月間にわたって週に数回のセッションが必要なことがあります。
リハビリテーションの回数は、理学療法士が行った評価に基づいて、身体体力と協議のうえ決定されます。その評価は、患者の現在の状態やリハビリテーションの目的、治療の進捗状況などを考慮して行われます。適切な回数は、個人のニーズに合わせて調整されるべきであり、そのプロセスは患者の状態が改善するまで続けられます。
具体的なリハビリの回数例として、
年齢:50代
症状:脳卒中
回数:2週間に1回120分
発症後4年目に入り日常生活には支障はないものの不要な緊張が入りやすく、身体燃費が悪くなり疲れやすい状態。歩行に必要な腹筋も意識しないと入りにくい。そこでリハビリでは動きやすい筋肉を部位毎に行い、終了後は次回までに自己リハビリ継続していただいています。新しい緊張が身体に入ることで、外側への張りが強くでるので2週間に1回、自己リハビリの筋肉の活動チェックと一人では出来ないリハビリを理学療法士と一緒に必要な筋肉をつけるように動作学習も行っています。
このようにご身体の状態に合わせてリハビリの回数を患者毎に話し合いのうえ決定しています。ベースとなる必要な緊張や筋肉が発動していない場合などは、週2~4回60分などのリハビリ回数が効果的です。リハビリ回数についてお悩みの際には「日常生活」を基準に考えてみていただくと、「目的」が見えてきますので、適切なリハビリ回数も明確になると思います。
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はじめてでも大丈夫。自分と向き合う時間を私達が一緒につくり「何をしたいのか、どうなりたいのか」という目的、それに対する目標設定をすることでリハビリに取り組む上での意識を高くします。ご遠慮なくお申し付けください。
個々の目的に合わせたオリジナルのリハビリプログラムをプランニングして提供します。質の高いリハビリというのは、知識や技術があるだけではなく、如何にして利用者の目的を達成するために寄り添い、“多くの選択肢を与えること”が出来るのかを、自信を持って提供します。
目的・目標を達成するためには、自ら取り組むことが必要です。リハビリに頼るのではなく自分自身が本気になり取り組んでいくことで、目的を達成することを感じていただき、改善するためのお手伝いをいたします。